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Windows情報局ななふぉ出張所 第137回

スマホのインフラ化は進むが……:

アップル・ショックで始まった2019年を占う

2019年01月08日 09時00分更新

文● 山口健太

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■スマホは本当に誰もが持てるものなのか

 ただしスマホがますます重要になる一方、スマホは本当に誰もが持てるものなのか、という視点も重要です。

 スマホの使いこなしは家電製品のように簡単ではありません。操作はPCより簡単とはいえ、インターネットを安全に利用するためのリテラシーが必要になります。説明書を読んで電源の入れ方をおぼえるだけでは不十分です。

 一方、スマホ以外の方法でネットにアクセスする流れもあります。最有力候補が音声アシスタントです。スマートスピーカーを通じて家電が音声操作に対応するというのは、今年のCESでも重要なトレンドになるでしょう。

米国の家電量販店ではアマゾン対グーグルの勢力争いも

 スマホをより安く、シンプルに使えるようにしようという動きも進んでいます。2018年後半から盛り上がった携帯料金値下げ議論もその1つ。すでにサブブランドやMVNOが展開する中、大手キャリアの単純な値下げだけでは解決できない状況にあり、議論の行方が注目されます。

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