■スマホは本当に誰もが持てるものなのか
ただしスマホがますます重要になる一方、スマホは本当に誰もが持てるものなのか、という視点も重要です。
スマホの使いこなしは家電製品のように簡単ではありません。操作はPCより簡単とはいえ、インターネットを安全に利用するためのリテラシーが必要になります。説明書を読んで電源の入れ方をおぼえるだけでは不十分です。
一方、スマホ以外の方法でネットにアクセスする流れもあります。最有力候補が音声アシスタントです。スマートスピーカーを通じて家電が音声操作に対応するというのは、今年のCESでも重要なトレンドになるでしょう。
スマホをより安く、シンプルに使えるようにしようという動きも進んでいます。2018年後半から盛り上がった携帯料金値下げ議論もその1つ。すでにサブブランドやMVNOが展開する中、大手キャリアの単純な値下げだけでは解決できない状況にあり、議論の行方が注目されます。
この連載の記事
-
第270回
スマホ
iPhone値上げ、Pixel躍進──2022年のスマホを振り返る -
第269回
Apple
アップル「iPad(第10世代)」なぜ値上げ? -
第268回
iPhone
iPhone「mini」ユーザーはどこへ向かうのか -
第267回
Apple
アップル「M2 MacBook Air」M1ユーザー視点でレビュー -
第266回
スマホ
iPhone値上げ 高コスパAndroidにチャンスはあるか -
第265回
Apple
アップル製品の「壁」を取り払う新機能に注目 #WWDC22 -
第264回
スマホ
メガネをかけると大画面? 「Nreal Air」を試した -
第263回
ビジネス
在庫不足のアップル、コスト増のアマゾン──GAFA決算、各社の課題浮き彫り -
第262回
PC
出張用のPCやモバイル回線を見直した -
第261回
Apple
アップル「Mac Studio」Mac miniから買い換える価値はある? -
第260回
スマホ
楽天モバイル「Apple Watch」は新たな強みになるか - この連載の一覧へ