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Windows情報局ななふぉ出張所 第137回

スマホのインフラ化は進むが……:

アップル・ショックで始まった2019年を占う

2019年01月08日 09時00分更新

文● 山口健太

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■スマホ市場の変化も予想される

 スマホ市場自体も変化が予想されます。アップルは中国でのiPhone不振から業績見通しを下方修正し、年始早々「アップル・ショック」として報じられました。日本では大手キャリアの端末購入補助が問題視されており、ソニーモバイルのようにハイエンド製品を投入してきたメーカーは戦略の見直しを迫られそうです。

 2018年に日本市場でシェアを伸ばしたファーウェイは、米中対立の板挟みになり、年末には連日のように社名が報じられることになりました。中国という国に対する不安感はあるものの、日本法人が打ち出した真摯なメッセージはおおむね好評価を得ており、2019年も販売拡大の見込みが出てきたといえます。

ファーウェイ・ジャパンによる説明はおおむね好評価を得ているようだ。

 ほかにも、2019年後半には5Gの先行サービスや楽天のキャリア参入など大きな話題が控えています。そうした流れの中でも、「スマホを誰もが持てるようになるか」という視点は欠かさず持っていたいと筆者は考えています。

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