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T教授の「戦略的衝動買い」 第511回

シャープの無線LAN接続冷蔵庫を衝動買い

2018年12月12日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●南田/ASCII編集部

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Wi-Fiルーターを変更したところ
あっさり接続に成功

 冷蔵庫のあるリビングダイニングで無線強度を測定をしてみたところ、-50dBを超えていた。今までWPSでも繋がらなかったクライアント機器は、シャープの冷蔵庫を除いて皆無だった。シャープのウェブサイトにあるFAQも見てみたが、特に筆者宅のWi-Fi環境に問題があるとは思えなかった。唯一気になったのは、同社での接続テスト機器にASUSのWi-Fiルーターが無かったことくらいだった。

 同社のFAQには「Wi-Fiルーターと冷蔵庫の距離が離れている場合には接続ができないこともあるので、両者の距離を近づけて再度接続をする」という主旨の解説があったが、冷蔵庫を自室まで10mほど移動できるとはとても思えないので、ASUSのWi-Fiルーターを冷蔵庫のそばまで移動してみようとも考えたが、スマートスピーカーやパソコン、家族のスマホ、各種のIoTクライアントまで約40種類くらいが現在繋がっており、何の問題もなくすべて稼働しているWi-Fiルーターをわざわざ移動させることもめんどうだった。

 今のASUSのWi-Fiルーターにも飽きてきたので、そろそろシャープのサイトに掲載されている“接続テスト済Wi-Fiルーター”にでも買い替えてみるか、と考えた際に、自室で無駄に遊んでいる格安SIM(IIJmioのnanoSIM)を使ったWi-Fi宅内固定ルーター「Aterm HT100LN」の存在を思い出した。

 早速、Aterm HT100LNと専用ACアダプターの2つを冷蔵庫のすぐ隣に移動してきて接続してみたところ、いとも簡単に接続設定ができ、ホーム画面上にもアンテナ強度が安心できる雰囲気で表示された。その後、Aterm HT100LNを自室に戻したところ、また冷蔵庫が“Wi-Fi電波が弱くて問題ある……”というようなコメントをしゃべったので、再度Aterm HT100LNをリビングルームの冷蔵庫から見える直線距離で3mほどの場所に移動し、その後は安定して動作している。どうも、シャープのWi-Fi冷蔵庫はご近所でないとお付き合いできないらしい。

冷蔵庫のあるキッチンで計測した我が家のWi-Fi。左端のピンク色のグラフが自室にセットしてあるASUSのベストセラールーター「RT-AC87U」。-50dBあり決して感度が悪いとは思えない。WPSで接続できなかったクライアントはシャープのWi-Fi冷蔵庫が初めてだった。右横の黄色いグラフはその後、キッチンの冷蔵庫横に持ち込んだ「Aterm HT100LN」

冷蔵庫のあるキッチンで計測した我が家のWi-Fi。左端のピンク色のグラフが自室にセットしてあるASUSのベストセラールーター「RT-AC87U」。-50dBあり決して感度が悪いとは思えない。WPSで接続できなかったクライアントはシャープのWi-Fi冷蔵庫が初めてだった。右横の黄色いグラフはその後、キッチンの冷蔵庫横に持ち込んだ「Aterm HT100LN」

RT-AC87U」に繋がらなかったので、苦肉の策で冷蔵庫の横20㎝に設置した「Aterm HT100LN」。これで繋がらなかったらシャープで接続試験が終わっている最新のWi-Fiルーターを買うつもりだった

RT-AC87U」に繋がらなかったので、苦肉の策で冷蔵庫の横20㎝に設置した「Aterm HT100LN」。これで繋がらなかったらシャープで接続試験が終わっている最新のWi-Fiルーターを買うつもりだった

「Aterm HT100LN」は問題なく冷蔵庫と接続でき、IPアドレスも割り振られた

「Aterm HT100LN」は問題なく冷蔵庫と接続でき、IPアドレスも割り振られた

ホームメニュー上でもWi-Fi感度は最高値のアイコンを表示しているが、「Aterm HT100LN」を冷蔵庫から少し離してリビングルームのテーブル脇まで移動させると感度が落ちる。基本的にWi-Fiが弱いイメージだ

ホームメニュー上でもWi-Fi感度は最高値のアイコンを表示しているが、「Aterm HT100LN」を冷蔵庫から少し離してリビングルームのテーブル脇まで移動させると感度が落ちる。基本的にWi-Fiが弱いイメージだ

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