スマートフォンを機種変更する際、機種変更前のスマートフォンで保存したデータをバックアップ/復元したり、アプリを用いてデータ移行するといった作業が必要です。データをクラウドに保存するアプリは、機種変更後のスマートフォンにアプリをインストール後、サービスにログインするだけですぐにクラウド上のデータにアクセスできます。
今回は、機種変更時のデータ移行が不要で便利に使えるクラウドアプリをご紹介します。
容量無制限で画像バックアップが可能
「Googleフォト」
スマートフォンでよく写真や動画を撮影する場合、気になるのがスマートフォンのストレージ容量です。オンラインバックアップでストレージ容量に余裕を持たせたいときにオススメなのが「Googleフォト」です。画質設定で「高画質」を選択すると、無制限で画像をバックアップできるのが最大の魅力。顔検出によるグルーピングやコラージュ、アニメーション、画像補正機能なども搭載しています。
スマートフォンに登録したGoogleアカウントが必要ですが、スマートフォンの初期設定時にGoogleアカウントを設定してアプリをインストールするだけで準備は完了。機種変更前のスマートフォンで撮影+クラウドにバックアップした写真を機種変更後のスマートフォンですぐに確認できます。
Gmailの添付ファイルを直接アップロードできる
「Googleドライブ」
スマートフォンで撮影した写真や動画だけでなく、音楽や文書などさまざまなデータを保管できるクラウドストレージです。無料で利用できるストレージ容量が15GBと多いのも魅力です。
特に便利なのは、Gmailの添付ファイルを直接Googleドライブにアップロードして保存できることです。また、文書をスキャンしてPDFファイルとして保存することも可能です。GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートといった文書ファイルも、直接アプリから作成・編集できます。
ファイルのアップロードがラクラク
「Dropbox」
「Dropbox」は、スマートフォンやパソコンで保存した画像やファイルのアップロードだけでなく、共通フォルダーを利用した他のユーザーとの共同作業、書類スキャン機能、書類のPDF変換などさまざまな機能をもつ便利なクラウドストレージです。
無料で2GBのストレージ容量を利用でき、メールアドレスとパスワードでのユーザー登録のほか、Googleアカウントの登録も可能。機種変更後のスマートフォンに「Dropbox」アプリをインストールしてログインするだけで、すぐにクラウドに保存されたデータにアクセスできます。
Office 365のユーザーならなんと容量1TB
「Microsoft OneDrive」
「Microsoft OneDrive」は、メールアドレスとパスワードを登録すると無料で5GBのストレージ容量が利用できるクラウドストレージです。写真や動画の自動バックアップやファイルの保管に加えて、PDFファイルへの注釈入れや署名も行えます。
特徴は、年間契約でオフィスアプリを利用できる「Office 365」ユーザーなら、契約期間内に1TBのストレージ容量が使えることです。OneDriveとWindows搭載パソコンへのログインにMicrosoftアカウントを利用すると、パソコンの「マイドキュメント」フォルダー内のファイルなどにクラウドを意識せずスマートフォンからアクセスできます。プライベートな重要ファイルのバックアップにも最適です。
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