プリンストンのデジギア道 第72回
UAG(URBAN ARMOR GEAR)の耐衝撃ケース「Plasma」に注目
買ったばかりのiPadの画面割れを防ぐ最良の方法
2018年05月25日 11時00分更新
新しいiPad、割れたら悲しい
最新の第6世代iPadは、A10プロセッサーおよびM10プロセッサーを搭載した高性能モデル。しかも従来、Apple Pencilに対応していたのは、上位モデルのiPad Proシリーズのみだったが、第6世代iPadは、従来のiPadシリーズと同価格を実現しながら、Apple Pencilに対応している。
安価にApple Pencilが使用できるとあって、購入した読者も多いはず。しかし、iPadと言えばほとんどセットで連想されるのが、落下による画面割れだ。
性能や機能が進歩しても、落下時の「割れ」は避けられない。従って、落とさないように注意して使う必要があるが、注意していても、落としてしまうときは落としてしまうものだ。
UAGの耐衝撃ケースが発売に!
耐衝撃を実現する目的で、ケースを装着している読者も多いと思う。
耐衝撃ケースは、玉石混淆で、ブランドを持っている製品から、謎のメーカーが作っている安価な製品までさまざまあるが、UAG(URBAN ARMOR GEAR)シリーズの製品は信頼性が高い。国内では3世代目となるiPhoneである「iPhone 4」の時代からアップル製品向けの耐衝撃ケースを作っているブランドで、家電量販店でも取り扱いがある。指名買いをしているユーザーも多く、筆者の周りにも、「必ずUAGシリーズのケースをつける」といったポリシーを持っている人物がいるくらいだ。
そんなUAGの「Plasma」シリーズは、トランスルーセントのボディーが印象的なモデル。同ブランドのケースはどちらかというと無骨なデザインのものが多く、タフモデルの腕時計や、工事現場用のノートPCを連想させるような、「いかにも耐衝撃」といった面持ちがあったが、Plasmaシリーズはそういった雰囲気は最小限に抑えられており、一見するとノーマルなケースだ。
しかし、じつはApple純正のSmart cover/Smart Keyboardと合体してフォリオタイプになるギミックが仕込まれている。この場合、画面を覆うかたちになるので、さらに安心感が増すこと間違いなしだ。……とはいえ、合体したまま落下した場合、Smart coverはまだしもSmart Keyboardは破損する恐れがあるので注意するに越したことはない。
無骨さのあるデザインもそれはそれで魅力だが、都会の生活では公共交通機関に乗ることも多く、このくらいさりげないと、さまざまなシーンで変に目立つこともなさそう。もちろん、これらは使う人の好みだが、耐衝撃性能を実現しつつ、デザイン的にもスッキリしているPlasmaシリーズは非常におすすめだ。
装着は簡単。バックカバーがポリカーボネイト製、フレーム部分はTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材でできているため、iPadを嵌め込むようにして装着する。正面から向かって左側の1辺のみ硬質な樹脂になっているため、最初にここにiPadを嵌め、そのまま残りの3辺を押し込む。少々硬いので、確実に押し込もう。スマートフォンやタブレットにケースをつけた経験があれば、そう迷うことはないはずだ。
また、本製品の特徴として、Apple Pencil用のペンホルダーを設けていることが挙げられる。iPad Pro 10.5向けには、純正のペンホルダー付きスリーブが用意されているのだが、5月15日現在、第6世代iPad向けには、純正ではそういった製品はリリースされていない。Apple Pencilの持ち歩きまで考慮している設計は、さすが長年アップル向け製品を作っているメーカーだ。
余談だが、サイズさえ合えば、Apple Pencilを使わないユーザーも、ボールペン用にこのホルダーを流用できる。必要なときに忘れてしまいがちなボールペンを、忘れずに携帯する手段にもなる。
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