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プリンストンのデジギア道 第72回

UAG(URBAN ARMOR GEAR)の耐衝撃ケース「Plasma」に注目

買ったばかりのiPadの画面割れを防ぐ最良の方法

2018年05月25日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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米国防総省の規格に適合!

 ところで、UAGのPlasmaシリーズを装着した状態で、iPadの耐衝撃性能はどの程度になるのだろう。

 スペック上の話になるが、本製品は、「MIL-STD-810G, Method 516.6 Procedure IV」という規格に合格している。

これくらいの高さだと、実測では135〜145cmほど。規格より若干高い位置になるが、ほぼ問題ないはず

 これは、122cmから8角、12稜、6面の各方向で落下させ、製品が損傷しない試験をクリアしていることを意味する。米軍採用品の選定に用いられる、アメリカ国防総省が定めた試験法規格だ。

 122cmといえば、平均的な身長の成人でいうと、下腹部あたりの高さとなり、ちょうどiPadを手持ちで持った場合の高さに相当する。

UAGシリーズをつけていれば、落下してしまっても……

大丈夫! 中のiPadは無傷だ!

割れを防ぐ最良の方法

 割れに対抗する手段は大きく分けて2つ。1つは、「Apple Care +」や「モバイル保険」といった保険に加入すること。

 こういった保険に加入すると、万が一、使用時の落下によって故障させてしまった場合でも、修理料金を大幅に割り引くか、一定の条件付きで、無料で修理を受けられるというメリットがある。

 万が一に備えて加入するユーザーも多く、デジタルデバイスを守る方法としては、スタンダードだ。

 もう1つは、紹介しているようなケースを装着する方法。これは、「割れ」の対応のみならず、傷からガードしたり、ファッションの意味で装着しているユーザーも多いだろう。タブレットだけでなく、スマートフォンでも、まさにスタンダードと呼べる方法で、ほとんどのユーザーが、ケースを装着しているといっても過言ではない。

 しかし、耐衝撃性能に優れたUAGのケースを装着する方法は、iPadを守る手段の中でも最良の選択と言えるかもしれない。なぜなら、保険を使って故障をカバーする方法は、一度愛用のiPadが割れ、Genius Barに持ち込むなり、保険が適用されるかどうか審査を通すなどの、手間と労力が発生するからだ。

 さらに、目の前で大事なiPadのディスプレーが砕けるというショッキングなシーンを目撃してしまう際の、地味な心理的負担も大きい。

 無事に保険が適用され、運よく経済的なダメージがゼロにできても、その2つの意味で、ダメージはゼロではない。ところが、UAGのケースを使っていれば、多くの場合、落下してもiPadの画面割れは防げる。防げないとしたら、よほど大きな力が加わった場合と、まさにディスプレー部分に、石や金属の突起物が直撃した場合だろう。というのも、本製品はフレームの部分がディスプレーより4mm程度前にせり出しているため、ディスプレー面を下向きにして落下した場合でも、平面であれば、ディスプレーには直接衝撃が届かないからだ。

 iPadをガードしてくれるUAGのケースは、ガジェットを愛するすべての人にオススメしたい、強力な味方なのだ。

 ディスプレー面も確実に保護したいという場合は、同シリーズの「スクリーンプロテクター」を使おう。本記事で使用している第6世代のiPad向けには、「UAG-IPDAIR2/PROMFSP」という製品がリリースされている。

 型番からも分かる通り、こちらはサイズがまったく同じiPad Air 2や9.7インチ版iPad Pro(現在は販売終了)でも使用できる製品だ。

少々エッジまでの隙間がある。ホームボタン周りのくり抜きはUタイプ

 また、スクリーンクリーナーと、埃剥がし用のシールが付属するため、快適に貼付できる。

カメラ周りも確実に保護

クリーナーと、埃を剥がすためのシールが付属する

 ただし、ディスプレーのサイズより各辺2mmほど小さめに作られていて、エッジの部分は覆わないという仕様になっている。ケースを併用する場合は、ケースとの干渉を防げるというメリットもあるから、確実にエッジまで保護したいというニーズには向かないのだが、UAGのケースと組みわせて、ディスプレーまで保護するという目的は果たせる。同じブランドで統一して持ちたい場合は、こちらも購入を検討してほしい。

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