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習慣化を促す三日坊主防止アプリ「みんチャレ」を体験してみた

連載
柳谷智宣の「スタートアップDive!」

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「3日に1冊本を読む!」というチームを作成してみた!

 さらに、自分でもチームを作ってみる。まずは類似のチームがないか、確認すること。重複しても意味がないからだ。問題なければ、「+」をタップして、チームを作成する。カテゴリーはダイエットという大カテゴリーの中に「体重記録」や「食事制限」といった小カテゴリーが設けられているので、近い内容を選択すればいい。チーム名は自由に入力。15文字以内でわかりやすくつければいい。チャレンジ期間は7日間、21日間、90日間の3パターン。21日間継続できれば、7割はその後も習慣化できるという。

 オプション設定では、年齢制限や性別制限、自動退出期間などを設定できる。「自動退出期間」とは、指定の日数内にチャレンジを投稿しなかった場合、自動的にチームを脱退してもらう機能だ。2/4/8日間から選択できる。アシスタントは、猫のキャラクターを指定する。色によって応援の仕方が異なる。今回は、熱く盛り上げるというレッドにしてみた。

 今回は、期間は90日間で、「3日に1冊本を読む!」というチームを作成した。きちんと実行すれば30冊は読めるというわけ。普段よりもペースを上げて読書してみようという試みだ。筆者の体感だと、30冊きちんと読めば、年収が1%くらいはアップするので頑張りたいところ。

「チーム検索」タブの「チームを探す」欄をタップしてカテゴリーをチェック

似たチームがあるかどうか確認する。ないなら、右下の「+」をタップする

カテゴリーやチーム名、ヘッダー画像、チャレンジ期間、説明、オプションなどを設定する

チーム名と説明文はとにかくわかりやすくつけること

オプションを設定できる。厳しくするほどユーザーが集まりにくくなるので注意しよう

すべて入力・設定したら「チームを作る」をタップする

チームを作成できた!

さっそくユーザーが参加してくれたが、さらに人が集まるまで待とう

5人集まればオートスタートする。3人以上いれば手動スタートすることもできる

楽しくコミュニケーションしながら習慣化させていく

 チームのチャット画面で、参加者とコミュニケーションできる。チャレンジしたら、証拠写真・画面アップロードしよう。普通に画像をアップすることもできるが、「チャレンジ写真」として投稿しないと、チャレンジしたことにならないので注意すること。直接カメラで撮影できるほか、撮影済みの写真からアップロードすることもできるが、当日撮影分からしか選べない。過去の写真からねつ造することはできないのだ。

 アップした写真は、ほかのユーザーがチェックし承認してくれる。同じように、こちらもほかのユーザーのチャレンジ写真を見たら「OK」をタップしよう。

 「3日に1冊本を読む!」ではみんな積極的に読書が進み、効果絶大。1日に1冊読んでしまう人も多く、みんなだいたい2日に1冊を読んでいる感じだった。筆者も積ん読状態だった本を片っ端から片付けられたのでよかった。

 「80キロ以上が健康的に痩せる」は、みなさん体重計の写真を投稿していた。筆者は、Wi-Fi接続の体重計を使っていたので、iPhoneの画面キャプチャを投稿。その上で、食事の工夫を共有したり、昨日飲み過ぎたと懺悔したりと励まし合った。

チャットでコミュニケーションできる

チャレンジした証拠写真をアップする

ほかの人のチャレンジ写真を見たら「OK」をクリックして承認する

ダイエットチャレンジは、画面キャプチャーを投稿した

 自動退出期間の最終日には、警告が表示される。これを忘れると、チームから自動的に退出することになるので注意しよう。スマホに通知が出るので見逃さないように。

 ほかの人がチャレンジにOKしてくれると、コインが付与される。このコインはスタンプや壁紙などと交換できる。ほかの人とのコミュニケーションにLINEのようなスタンプを利用できるのだ。また、寄付することも可能。現在は東日本大震災で被害を受けた宮城県岩沼市寺島の林に松を植林するプロジェクトが選べる。5000コインで1本の苗木を植林できるそうで、目標は1000本。現在、452本目の募集が行なわれている。

自動退出期間には注意すること

ポイントをためてスタンプをゲット

ポイントを寄付することもできる

チャレンジが終了すると、卒業するか延長するかを選べる

卒業したら、達成画像が表示される

 参加しているチームから誰かが退出するのは寂しい。最大5人と人数が少ないために、最初はちょっとショックだが、すぐに慣れる。自動退出機能もあるし、無理して続けても仕方がない。ある程度のユーザーの入れ替えはあると考えておけばいいだろう。

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