「Radeon RX Vega」の詳細は7月末までおあずけもマシンラーニングや仮想化に乗り出すRadeon
2017年06月01日 11時30分更新
5月31日、AMDが行なったCOMOUTEX TAIPEI 2017の関連イベントにて、Vegaアーキテクチャーを採用したコンシューマー向けのRadeonブランドGPUについての続報が発表された。といっても詳しいスペックなどはまだ公開されておらず、公表されたのは、ゲーミング向けモデルのネーミングが「Radeon RX Vega」になるといった程度。
Radeon RX Vegaについては、アメリカで開催されるコンピューターグラフィックをメインとした国際会議・展覧会のSIGGRAPHで詳細が発表されるとのこと。今年のSIGGRAPHは7月30日からスタートする。Radeon RX Vegaを狙っているユーザーは、7月末のニュースを見逃さずにチェックだ。
また、Vegaアーキテクチャーを使って、マシンラーニングに使用する「Radeon INSTINCT」や「Radeon Vega Frontier Edition」のリリースも発表。「Radeon INSTINCT」は、AMDのサーバー用CPU「EPYC」と組み合わせることで、効率の良いマシンラーニングを実現できるという。
また「Radeon Vega Frontier Edition」はコンシューマー向けだが、こちらもマシンラーニングや仮想化にも対応。こちらは6月27日のリリースとなっているので、「Radeon RX Vega」よりも先に登場する。
ライバルとなるNVIDIAも現在はマシンラーニングや仮想化といった分野に注力しており、グラフィックの分野をこえた市場での競争にも注目だ。
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