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声優・田丸裕臣の今すぐ買いたいイケてるアイテム 第3回

一度使うと手放せない! モテる男のBluetoothヘッドセット

2017年04月09日 12時00分更新

文● 田丸 裕臣

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フィット感が抜群!
Plantronics「EXPLORER110」

 さーてと、気分を取り直して次は違うメーカーのヘッドセットをご紹介しますよっと。続いてはPlantronics(以下、プラントロニクス)製の「EXPLORER110」という機種。これもプラントロニクスの中ではエントリー機の部類なのですが、発売して間もないせいか、先程のJabra製のものより市場価格は若干お高めです。

Plantronics「EXPLORER110」。実売価格は6480円前後

 連続通話時間は最大で7時間できます、十分ですね。これで電池足りないという人は、電話をし過ぎなので一度切ってヘッドセットの充電しつつ、自分の人生において電話をする時間とは何かを考えてみましょう。

 そして、実は、何を隠そう僕は以前からこちらのプラントロニクスさんのヘッドセットを使っているのですが、こちらのメーカーのヘッドセット、耳にとーーーってもフィットするんですね。こちらの機種もご多分に漏れず耳のフィット感が非常にすばらしい! 付けてるのを忘れるし、付けたままランニングしても落ちません。

出っ張った黒いボタンが「コールボタン」です。ここを押し続けると、Siri、Google Now、Cortanaで音声コントロールができます

2つのモバイルデバイスとペアリングできるので、スマホとタブレットの両方に同時接続して、通話、音楽、ポッドキャストなどを切り替えできます

 「EXPLORER110」の通話音質はというと、やっぱりいろいろな音を拾ってしまうようではあるのですが、それでもこちらの声はきちんと相手に届きますし、向こうの声もかなり大きく聞こえます。極端な例ですが、国道沿いとかパチンコ屋さんの中とかで使わなければ、個人的には屋外でも問題なく通話できると思います。

こちらの声も向こうの声もはっきり聞こえます。自動ノイズ軽減機能搭載ということなので、それが効果を発揮していると思われます

ノイズキャンセリング機能が秀逸
Plantronics「VOYAGER5200」

 では、いよいよ最後の製品です! ラスボス感たっぷりに出てきたのは、プラントロニクスの「VOYAGER5200」。この製品は、機能だったり見た目のモビルスーツ感だったりで、語りたいことはいろいろあるのですが、とにかくまず言いたいのはその雑音除去能力!

Plantronics「VOYAGER5200」。実売価格は1万2200円前後

 みんな大好きサトシ君に協力をしてもらい、雑音チェックをするために室内でテレビを流しながら通話してみました。すると、他の機種では聞こえていたテレビ音声が、この機種ではまったく聞こえなかったと言うのです。

 確認のため、サトシ君に通話を録音してもらい、それを聴かせてもらい自分でも確認してみましたが、聞こえてくるのは本当に僕の音声のみで“テレビの音”だけが消えていました。

 何も喋っていないときは、もはやホラーと言っていいほどの静寂がそこにはあったのです。そして逆に、僕の声は非常にクリアになり、音圧も少しあがっていました。

 驚きの除去能力だったので、少し興奮してしまいましたが、音質を求めて多少値が張っても大丈夫な方は、こちらの機種を選べば間違いないと思います。

最先端のノイズキャンセル機能と6層構造のWindSmartテクノロジーが、風や話し声などの耳障りな周囲の騒音をシャットアウトするそうです。実際、かなり効果を実感できました

ボタンが直感的にわかりやすく、説明書を読まなくてもすぐ使えちゃいます

micro USB端子を搭載。PCとの接続や充電で使用します

 それとこの機種、見た目で誤解されやすいんですけど、右耳にも左耳にも付けられるんです。やればできる子なんです。 確かに写真だけ見ると、きっと右耳専用に見えると思います。

 でも、モビルスーツのように、ある部分をぐりんて回転させてガシャコンってマイクの角度を変えれば、あら不思議! 右専用モビルスーツだったものがシャa……左専用モビルスーツに大変身!

 はい、言いたかっただけですスミマセン。まぁ唯一の難点を挙げるとすれば、今までにご紹介した機種よりも若干の重さを感じることでしょうか。とは言っても、本当に微々たるものですが。

本体をぐるりと回転させれば右耳にも左耳にも装着可能です。さらに専用のスマホアプリをインストールすれば、スマホ上から各種設定を変更できます

ということで、この辺りでレビューを終えます。なにか気になる製品はあったでしょうか? 少しでも皆様が選ぶ際の参考になれば幸いです。

 ちなみに、今回ご紹介したヘッドセットは全部、LINE通話もできます。最近LINE通話目的で買う人も多いですからね。ということで言い忘れはないかな? 大丈夫かな?

よし、大丈夫。それではみなさま、また次回。チャオ!

筆者紹介――田丸 裕臣

声優・ナレーター事務所Vi-vo(ビーボ)所属

 アニメ、吹き替え、ゲーム、バラエティー、ニュース等数多くの作品・番組に出演。特技は、以前勤めていた喫茶店で身につけた美味しい紅茶を淹れることと、独学で学んだ動画や画像、音声を加工すること。

趣味
筋トレ、ソーシャルゲーム、ガジェット漁りetc…

芸歴
ナレーション テレビ東京「青春!Live Cannel」レギュラー、ナレーション 日テレG+「徳光和夫の週刊ジャイアンツ」レギュラー
アニメ「げんしけん」「ソードアートオンライン」「虐殺器官」、ゲーム「源狼」「アヴァベルオンライン」、他多数

【機材協力】

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