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声優・田丸裕臣の今すぐ買いたいイケてるアイテム 第6回

声優の必需品! 付加価値のある加湿器でうるおい成分を補充

2018年03月03日 12時00分更新

文● 田丸 裕臣

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 皆様どうも、ガジェットとか家電とか大好き声優・ナレーターの田丸裕臣です。

声優の田丸裕臣です

 暦の上では春立つとは申しながら、余寒ことのほか厳しく、冬がまた逆戻りしたような寒さですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 ……え? いつもとテイストが違うって? ええ、それはなんかいい挨拶ないかなーと思って適当に検索して、出てきた言葉をつらつらっと書いてみたからです。みなさんも困ったら「立春 挨拶」とかで検索してみるといいですよ。

 そう、立春といいつつまだまだ寒いですが、そろそろ気にしなければいけないのが花粉です。今回は花粉症などに関係する商品、ダイキンの加湿空気清浄機と、俺が個人的に気になっていたダイソンの加湿器レビューです。

 ダイソンのほうは完全に声優・ナレーター目線でどのくらい潤うのか気になったから。僕らの仕事は喉をケアしなければならないので、湿度が結構重要なんです。

バクテリア99.9%除去で衛生的!
ダイソン ハイジェニックミスト

 さて、例のごとく長い前振りも終わったので、早速商品レビューに参ります。まずはダイソンから。さすが見た目に定評のあるダイソンだけあって、シンプルながらこれぞダイソンという個性があるデザインでカッコいいです。

バクテリアを99.9%除去するというダイソンのハイジェニックミスト。直販価格は税抜5万2704円

 使用させてもらった加湿器の色はホワイト/シルバーで、僕の部屋はモノトーン調にしてあるので部屋のインテリアにも非常にマッチしました。

部屋に置いたところ、ホワイト/シルバーのカラーが僕の部屋のインテリアにマッチ!

 給水は普通の水道水で大丈夫です。ダイソンの特筆すべきところは、本体のスイッチを入れると内部で水を99.9%除菌してくれること。内部でUVライトを当てて除菌しているのです。

 使っていて思ったのは加湿の勢いがすごい! 肌や喉の感覚が急激に変わるのですぐにわかります。うっかり加湿器をつけ忘れると、肌カサカサ、喉カラカラみたいなこともあるのですが、ダイソンをつけて少し経つと肌の潤い感が違い、部屋が乾燥している時特有の喉のカサツキもあまり感じませんでした。

 ミストを上に放出して加湿するタイプが多いなか、ダイソンの加湿器は前からミストが出ているので、部屋全体を均一に加湿できるそうです。

 そして、地味にガジェットオタクの心をくすぐったのはミストが見えること。稼働してる間、視覚的に白いミストが出て加湿してくれるので見ていても結構楽しめます。

白いミストが出ているのが視覚的にわかります

 視覚的にといえば、水の残量がわかりやすいのもいいですね。水を入れられる容器も2.84リットルとかなり大きく、一般的な加湿器と比べてもかなりの量の水が入ります。そして水の残量ですらデザインの一部のように露骨に見えているので、なくなったらすぐにわかります。つけっぱなしで気がついたら給水ランプが点灯、なんてこともよくありますからね。

タンクはたっぷり入る2.84リットル。タンクの取り外しも、ミストが吹き出すリング状のパーツを引き抜くだけなのでカンタンです

 実際に操作する際はリモコンを使用するのですが、こちらのリモコンもシンプルで実にわかりやすいです。電源、加湿の量、風量、タイマーくらいしかボタンがありません。

シンプルなリモコン。ボタンのある操作面が湾曲してるのには理由があります

 リモコンの収納場所に関しても、リモコンと本体上部に磁石が内蔵してあり、上にピタッとくっ付きます。これならデザインにも沿ってますし手軽に取ったり付けたりできますね。なによりも「リモコンどこいった?」とならない点がグッド。僕個人の主観ですが、ダイソンはシンプルな機能美にこだわっている感じがするので、そこも好感が持てます。

このように本体上部にリモコンが磁石でくっつくのです。それでリモコンが湾曲していたのです

 そして極めつけは、掃除のしやすさ。定期的なクリーニング方法は、たまにクエン酸を混ぜた水につけたり、乾いた布で拭いたりするだけ。部品も多くないですし、なによりフィルターがないので漬け置き時間も少なくて済みます。

 とは言いつつも、気になるところがないわけでもありません。まず感じたのは風の冷たさ。「どーせ加湿するなら風そのまま受けたほうが直接加湿されていいじゃん♪」と安易に思って直接風を受けていたら、まー寒い!

 これは横に風が出るというこの機種の特色の弊害ですね。暖房を効かせているとはいえ、やはり水分を含んだ風に直接当たるというのは寒いです。当たり前か。

 まぁこれは体とは違う方向にミストを向けていればいいだけの話です。実際僕が使っている時も自分とは違う方向に向けて使っていたのですが、その時は実に快適な湿度を保ってくれました。

羽根のない扇風機と似たデザインで、風がおだやかに感じます。ただミストに直接当たると寒いです

 あと気になる点を言うなら、現状の湿度がわからないことでしょうか。本体に表示されているのはこの湿度になって欲しいという設定湿度で、実際の部屋の湿度は表示されません。

 少し待てばその湿度になるんだから気にしなくてもいいじゃん、という意見もあるかもしれませんが、今まで使ってきた加湿器には表示されていたので、今の部屋の湿度気になっちゃうんですよね。

本体に表示される湿度は、現在の湿度ではなく設定した湿度のみ。現在の湿度も知りたかったです

 でも欠点はそれくらいかなと思います。僕的には一長0.5短くらいで、機能的にもインテリア的にも本当に大満足の一品です。

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