人はそれぞれ手のサイズが異なり、また用途も多岐に渡るため、世の中にはさまざまなマウスが大量に登場している。
ゲーミングシーンにおいては定番がいくつもあり、「そのマウス、イエスだね!」な会話はごく稀に生じるが、普段使いのマウスになると、機能的にかぶらないことのほうが圧倒的に多い。
そんなマウス界に心拍センサー搭載のマウスが登場した。サンワサプライの「MA-WHLS1」(実売価格 6000円前後)と「MA-HLS1」(同4500円前後)の2つだ。MA-WHLS1はワイヤレスモデルでMA-HLS1はワイヤードモデルになる。
大型というよりは男性にはほどよいサイズで持ちやすい
MA-WLS1は、同社としては大型マウスとなっているが、実機を見てみると中型に近い持ち心地だ。
ツマミ持ちよりは、かぶせ持ちを重視しているようで、薬指側面が触れる部分の形状がよくできており、接触している感覚をあまり感じない。
サイズは約幅72×奥行き111×高さ41mm、重量は約82g(単4形乾電池×1を含まず)。クリックボタン、右クリックボタン、ホイール、ホイールボタン、左側面に2ボタンのシンプルなマウスになり、ホイールの上に心拍センサーボタンがある。
読み取り方式はブルーLEDセンサー方式で、分解能は1600カウント/インチ。底部のソールは4つで、デフォルトでも滑りのいいものを採用している。なお、連続動作時間は約283時間。
対応するPCはWindowsとMac。後述する心拍センサーやクリック数のカウントなどは、Windowsに限定される。
使用感としては冒頭でも記しているが、男性にはちょうどいいサイズでかぶせ持ちがやりやすい。
ブルーLEDセンサーも精度がよく、ゲーミングには厳しいが通常操作であれば十分な性能だといえるだろう。
贅沢をいえば、dpi変更ボタンが欲しかったところである。それだけマウスの筐体の作りがイイ感じなのだ。
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