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「ライブ配信メディア完全解剖 〜過去と今、そして未来へ〜」 第21回

2017年注目するべきライブ配信メディア ニコ生、ツイキャスがいま必要なこと

2016年12月30日 12時00分更新

文● ノダタケオ(Twitter:@noda

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Ustream Asiaが実施した最後の「Ustream大賞2015」集合写真(2016年1月)。これを最後にUstreamから離れてしまった番組も……

 「Ustream」がUstream Asiaによる日本(アジア地域)からのサービス運営の撤退。国内発のサービス「takusuta(宅スタ)」「キャスタウン」も終わりを告げます。2016年はライブ配信メディアの動向が目まぐるしく変わった年であったことは言うまでもないでしょう。

ライブ配信メディアの「終わり」

 「Ustream」は(日本と韓国を含む)アジア地域において運営をしてきた「Ustream Asia」の撤退を昨年12月に発表、2月からはUstream Inc.(アメリカ)による直接運営の形へ移管しました。(関連記事

 東日本大震災におけるテレビメディアとの連携(サイマル配信)や、「坂本龍一」「向谷実」「ももいろクローバーZ」「東京女子流」といった芸能人・著名人、テレビアニメ作品「TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)」などのコンテンツを通じ、Ustreamは「ライブ配信メディア」としての存在感を大きく示してきました。(関連記事

 それゆえに、当時の「Ustream Asiaによるサービス運営の撤退」というニュースはTwitterトレンドにも載るほどの大きな反響となったのはまだ記憶に残るところです。

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