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T教授の「戦略的衝動買い」 第399回

警告音オフでもデバイスを探し出せる! Bluetoothタグ「Chipolo」を衝動買い

2016年10月05日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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スマホを置き忘れても安心!
通信が途絶えたところのログをクラウド保存

セットアップが終わり、チポロをそばに置いてみると認知している。最も近くにあるので「手の届く範囲」という表現になっている。ためしに呼び鈴をタップしてみると、そばにあるチポロが応えて警告音を発してくれる

セットアップが終わり、チポロをそばに置いてみると認知している。最も近くにあるので「手の届く範囲」という表現になっている。ためしに呼び鈴をタップしてみると、そばにあるチポロが応えて警告音を発してくれる

 ひとまずチポロをスマホのすぐそばに置いてみると、アプリ画面上の表示はチポロ固有の名前のすぐ下に「手の届く範囲」と表示される。

 これはペアリングされたスマホとチポロが最も近い距離に存在することを表わしている。

 真ん中の呼び鈴の描かれた大きなグリーンのアイコンのすぐ上に小さなグリーンのドットが表示されている。これは縦に5段階並んだ小さなドットの最も下位置で、ここが“手の届く範囲”を明示的に表現している。

状況によってファームウェアのアップグレードが表示されるので実行する

状況によってファームウェアのアップグレードが表示されるので実行する

ファームウエアのアップグレード中にゲームができるのは面白い

ファームウエアのアップグレード中にゲームができるのは面白い

 このあたりまで来ると、筆者の場合は、ファームウェアのアップグレードを推奨されたので、早々にアップデートを行なった。アップデート中に“マルバツゲーム”(三目並べ)をやって、仕上がりを待つことのできるしゃれた趣向だ。

筆者は愛用のカバンにチポロを取り付けてみた

筆者は愛用のカバンにチポロを取り付けてみた

 バージョンアップが終わったら、さっそく筆者はチポロを筆者の愛用のカバンの持ち手に取り付けた。

アプリ起動中のスマホの最も近くにチポロがある時は「手の届く範囲」という表現で、上にある電波強度の5段階表示は中央の円に最も近くなる

アプリ起動中のスマホの最も近くにチポロがある時は「手の届く範囲」という表現で、上にある電波強度の5段階表示は中央の円に最も近くなる

アプリ起動中のスマホの最も遠くにチポロがある時は「かなり遠い」という表現で、上にある電波強度の5段階表示は中央の円に最も遠くなる

アプリ起動中のスマホの最も遠くにチポロがある時は「かなり遠い」という表現で、上にある電波強度の5段階表示は中央の円に最も遠くなる

 チポロとスマホの距離関係は、最も近い「手の届く範囲」(小ドットは一番下)からもっとも遠くてBLE電波を失いそうな「かなり遠い」(小ドットは一番上)まで全部で5段階ある。この「かなり遠い」からより離れてしまうと、スマホから見れば筆者のカバンは行方不明となる。

 実際にチポロのスペックはその通信可能距離は60mと記述されているが、実際に使ってみるとそれはチョット大袈裟だ。

 筆者の実際の感覚では長くても見通しで30mというのが今の感覚だ。もちろんチポロは“トラッカー”(追跡者)なので、距離が離れてしまったからと言って、何も対応しないわけではない。

セットアップでサウンドや通知範囲内と通知範囲外のそれぞれで警報のオン/オフを設定できる。筆者は基本的に両方共オフ。チポロを手に持って振って、通知範囲内にあるスマホの音を鳴らしたい場合は「シェイクして見つける」をオンにする

セットアップでサウンドや通知範囲内と通知範囲外のそれぞれで警報のオン/オフを設定できる。筆者は基本的に両方共オフ。チポロを手に持って振って、通知範囲内にあるスマホの音を鳴らしたい場合は「シェイクして見つける」をオンにする

 基本的には、追跡親機のスマホの監視域から通知範囲外にチポロが移動してしまうと、スマホ側で警告音を出すように設定できる。

 しかし、たとえばチポロを取り付けたカバンをオフィスの自席に置いたまま、スマホを持ったオーナーが自席から大きく離れて、別の部署や別のフロアに行ってしまうと、自席に残されたチポロは約90dB(もう少し小さい感じはするが)の警告音を鳴らしてしまうことになる。そしてほぼ同時にスマホも警告音を発する。

 これは当たり前に便利なようでいて、意外と普段の生活では困ったことになってしまうケースでも多いだろう。

 このため、基本的にはユーザーは特別の理由がない限り、この機能は使わないことが多そうな予感がする。同じ警告音が鳴るのでも、整理整頓の極めて悪いオフィスや自宅の書斎、寝室などで、見つからないスマホを探すにはチポロは極めて便利だ。

チポロをシェイクしてスマホを呼ぶと、スマホは警報を鳴らして、こういうメッセージを通知画面に表示する

チポロをシェイクしてスマホを呼ぶと、スマホは警報を鳴らして、こういうメッセージを通知画面に表示する

 スマホが自宅やオフィス内などで限定されたエリアのどこに置いたか忘れてしまった場合には、とにかくチポロを持って思い切り振ってみれば解決する。

 通知範囲内(無線通信の届く範囲)であれば、行方知れずのスマホが警告音を発し、お知らせには規定のメッセージである“ここにいますよ! 見つかるのを持っています”というジョークのようなお知らせが表示される。

 問題は、見渡せる範囲ではなくて、どこかにスマホを置き忘れた場合だろう。そんな最悪の場合でも、チポロを取り付けたカバンまで一緒に同時に紛失さえしていなければ、最後にスマホとチポロの通信が途絶えた場所の位置情報とその時刻をクラウドで保持している。

はるか通知範囲外でスマホを失くしたら、パソコンでチポロウェブサイトにアクセスすると、最後に通信した場所の地図と時間を知ることができる。必要に応じてスマホを探すために音を鳴らしたりメッセージを送ることができる

はるか通知範囲外でスマホを失くしたら、パソコンでチポロウェブサイトにアクセスすると、最後に通信した場所の地図と時間を知ることができる。必要に応じてスマホを探すために音を鳴らしたりメッセージを送ることができる

今はどこにあるかわからないスマホにこんな任意のメッセージを送ることができる

今はどこにあるかわからないスマホにこんな任意のメッセージを送ることができる

 パソコンでチポロのウェブサイトにアクセスして、自分の行方不明のスマホに任意のメッセージを送ったり、サウンドを鳴らすことができる。

 運が良ければこれでスマホは無事持ち主の手元に返ってくる可能性はあるだろう。しかし、このあたりまでの“遺失物トラッカー”なら、程度の差こそあれ、いろいろなところが過去にも販売してきている。

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