猫って狭いところを抜けるの得意だよねえ、と前から思ってるのである。それ絶対に無理だろ、という狭い隙間を上手に抜けてくのを見ると、いったいどういう骨になってるんだと思うことしきり。
でも、なかなか撮る機会がなくて、たいていはこちらの姿を見つけて逃げようとするときだからどうしても背中からの写真(そしてたいていお尻がまるみえ)なのである。
冒頭写真がまさにそう。
あ、猫、と思ったらタタタッと近くの家に逃げ込んだのだ。私が追い立てたとかそういうわけではないので為念。まあ警戒心が強い猫ってそういうもんである。
この冒頭写真の猫、頭をぐぐっと下げて抜けたと思ったら、思い切り這いつくばって消えていきました。いやそこまで薄くなれるのか猫!
もうあまりの薄さに思わず撮っちゃったのである。
これが地面ならまだわかる。どれだけ平たくなれるかが勝負なのだから。
では地面から数10cmの高さにあったら?
右からとことこと歩いてきた猫が塀の隙間をよっこらしょっとすり抜けそうだったのでカメラを構えて待ってたら……さすが猫、ちょいと向こう側を覗き込んだのち、一瞬で飛び込んだのだ。
さすがである。
この連載の記事
-
第865回
デジカメ
4つのカメラを搭載したサムスン電子「Galaxy S24 Ultra」は猫の顔アップもピシッと撮れる -
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 -
第861回
デジカメ
10年前に撮った猫とまさかの再会! 数年ぶりに出会っていた猫たちの写真をライブラリーから探し出した -
第860回
デジカメ
膝の上で気持ちよさそうにしている猫を親指シャッターやアクロバティックな体勢で自撮り! -
第859回
デジカメ
富士フイルム「X100VI」は発売前から大人気! 歴代「X100シリーズ」で撮った猫写真を集めてみた -
第858回
デジカメ
ぱぱっと設定できて程良い距離感で猫が撮れる! 富士フイルム「X100VI」は楽しい趣味カメラだ -
第857回
デジカメ
噛んだり、テレビを見たり、眠ったり……うちの黒猫ミルならではの瞬間を狙ってみた -
第856回
デジカメ
望遠に強い「OM SYSTEM OM-1 Mark II」+100-400mmレンズで寝ている猫を“どアップ”で撮影 -
第855回
デジカメ
ロゴが「OM SYSTEM」に変わった「OM-1 Mark II」を持って早速猫撮影へ - この連載の一覧へ