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GWに持って行きたい!! 春の最新ミラーレス一眼選び! 第3回

E-M5 Mark IIやX-A2など5機種の感度&キットレンズの画質を検証!

2015年04月16日 12時00分更新

文● 周防克弥

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 最新のミラーレス一眼カメラを紹介していく本特集。1回目の機種紹介2回目のエフェクト系機能紹介に続き、第3回目は、各機種の撮影画質について見ていこう。

本特集で扱うデジカメ

オリンパスの「OM-D E-M5 Mark II」(ボディーのみの実売価格は11万円前後)

同じく「OLYMPUS AIR A01」(直販のみ。ボディーのみの価格は3万6504円)

パナソニックの「DMC-GF7」(ダブルズームキットのみ。実売価格は6万円前後)

パナソニックの「DMC-GF7」(ダブルズームキットのみ。実売価格は6万円前後)

キヤノン「EOS M3」(ボディーのみの実売価格は6万1000円前後)

キヤノンの「EOS M3」(ボディーのみの実売価格は6万1000円前後)

富士フイルムの「X-A2」(ボディーのみの実売価格5万円前後)

富士フイルムの「X-A2」(ボディーのみの実売価格5万円前後)

 今回はズームレンズキットに含まれる標準ズームを使って屋外で絞り値を変えて広角側と望遠側を撮影。高感度のサンプルでは標準ズームのほぼ広角側にして撮り比べてみた。

 屋外の風景は絞り優先オートでホワイトバランスはオート。感度設定は標準状態で一番低い値に固定している。拡張機能などで低くできる場合もあるが、今回は設定していない。

 あくまでも標準の設定範囲内の最低値だ。感度比較は絞り優先オート。最高感度まで上げても速すぎないように絞り値を設定。

 今回はすべての機種で絞り値はF8.0に固定している。ピント位置や被写界深度が変わると比べにくいためだ。ISO感度はマニュアルで最低値から1段つづ変えて、最高感度まで設定している。

オリンパスの「OM-D E-M5 Mark II」
+「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」

「OM-D E-M5 Mark II」14-150mm II レンズキットの実売価格は16万6000円前後

「OM-D E-M5 Mark II」14-150mm II レンズキットの実売価格は16万6000円前後

風景(広角側)

F4.0

F4.0

F5.6

F5.6

F8.0

F8.0

F11

F11

F16

F16

F22

F22

 まずは風景を広角側で撮影。絞り開放からシャープな描写で、2段絞ってF8.0の状態が一番シャープネスが高くなる。それ以上絞っていくと低下していくが、画面周辺部でも画質の低下は少ない。

風景(望遠側)

F5.6

F5.6

F8.0

F8.0

F11

F11

F16

F16

F22

F22

 続いて望遠側。絞り開放では若干シャープネスが低いが、1段絞ると格段にシャープになる。それ以上絞るとシャープネスは低下していく。絞り開放から十分な解像力は持っているが、あまり絞らないで使うのがいいかもしれない。

感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

 感度は、ノイズがあまり目立たず全体的にいい感じ。ノイズはISO 1600あたりから気になりはじめる。ISO 800あたりではノイズは目立たないが、ノイズリダクションの影響でディテールの再現性が落ちてしまっている。

 ISO 12800以降はノイズも増え、細部再現性も低下。ISO 800あたりまでの細部の表現力や質感の描写力はかなり高い。画質を重視するなら感度はあまり上げずISO 200くらいがベストだろう。

次ページへ続く、「オリンパス OLYMPUS AIR A01の画質

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