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【ドコモ2016夏スマホ】Xperia XにGalaxy! そして下り最大375Mbpsに対応! 第12回

4色用意されたドコモの「Xperia X Performance」を徹底チェック

2016年05月15日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp

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 夏モデルのAndroidスマホの中では、一番に注目を集める端末となりそうな「Xperia X Performance」。ドコモ/au/ソフトバンクの3キャリアから発売される。今回は発表会でじっくりチェックできた、ドコモ版の外観を中心に見ていこう。

5型液晶になって登場した「Xperia X Performance」

Xperia Zシリーズからはサイズもデザインも変更された
新「Xperia X Performance」

 Xperia Zシリーズでは5.2型が採用されていた画面サイズだが、Xperia X Performanceでは一回り小さい5型になっている。横幅は約71mmで厚みは8.6mm。iPhone 6sよりは明らかに大きいが、イマドキのスマホの中ではコンパクトな部類と言える。

Whiteモデルの背面はヘアライン加工も含めて、金属素材のイメージを前面に出している

 デザインはXperia Zシリーズからは大きく変わり、背面にメタルのパネルが用いられている。外観も金属っぽさを前面に押し出しているが、手触りは表面の処理もあって、滑りにくく、案外金属っぽさはない。ちなみに背面の最下部はグローバルモデルと異なり、樹脂素材が用いられている。これは国内向けに安定した通信を実現するのに必要だったとのこと。これは3キャリアで共通だ。

iPhone 6s(右)と比べると、さすがにやや大きいが、実際に手に取るとそこまでの差は感じない

 ちなみに背面にはFeliCaマークが見られないが、おサイフケータイにはもちろん対応している。背面を金属素材にしたこともあって、タッチをする場所はインカメラの近くに置かれている。ロゴもシールになっており、購入後に剥がすことができる。

今回は前面はすべて背面に合わせた色を採用。おサイフケータイのロゴはシールで

側面はXperia Z5と違い印象。電源ボタンには指紋センサーが搭載されている

背面の下部には樹脂素材が用いられたエリアがある

SIMスロットは左側面に。microSDスロットと一体

 若干コンパクトになった本体だが、今回も最強クラスのスペックを搭載している。CPUはSnapdragon 820(2.2GHz×2+1.6GHz×2)、3GBメモリー、32GBストレージ、防水・防塵対応、フルセグ対応、Android 6.0など。指紋センサーもXperia Z5と同様に電源ボタンに内蔵する。またバッテリー容量は2570mAhとやや少なめだが、バッテリー制御技術により経年劣化を抑えているとのことで、「イイものは長く使いたい」というフレーズを用いて、長期間の利用が可能であることをアピールしている。

こちらはオフィシャルの画像素材

Graphite Black

色が違っても、背面は金属感を押し出しているのは同様

側面は黒でよりシックに。下部はキャップレスのmicroUSB端子

 カメラの画素数は、リアは2300万画素。約0.6秒の起動や動画撮影時に被写体をしっかり追いかける「先読みオートフォーカス」に対応する。インカメラはなんと1320万画素。センサーサイズも大型化し、広角22mm相当の視野角など、自撮りに対するこだわりが見られる。

 ネットワーク面では、ドコモ/au/ソフトバンク版いずれも3周波数のキャリアアグリゲーションに対応。ドコモ版では2GHz+800MHz+1.7GHzに対応で、下り最大375Mbpsと夏スマホの最速値だ。また、ドコモ夏スマホの新機能である「VoLTE(HD+)」や「スグ電」にも対応する。

つづいてRose Gold

背面を見ればわかるように、かなりおとなしめのピンクだ

前面も側面ももちろんピンク

背面はヘアラインがなく、金属感は薄め

iPhone 6s(右)と並べると、同じローズゴールドでも色の傾向はかなり異なることがハッキリわかるだろう

 カラバリはWhite、Graphite Black、Lime Gold、Rose Goldの4色で、これも3キャリアで共通。前面も背面と同じ色を用いている点も、これまでのXperia Zシリーズとは異なる。特に魅力的に感じるのはLime Gold。爽やかなカラーで端末全体に清潔感がある。発売は6月中旬を予定している。

最後はLime Gold

爽やかなカラバリだ

純正のカバーも各種用意されている

特徴的なのがこのフルウィンドウ付きスタイルカバー「SCR56」。基本的には開いて利用するのだが、閉じたままでも操作や通話が可能。カバーの状態を認識して、タッチパネルの感度を切り替えているとのこと

ドコモ「Xperia X Performance SO-04H」の主なスペック
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約71×144×8.6mm
重量 160g台
CPU Snapdragon 820
2.2GHz+1.6GHz(クアッドコア)
内蔵メモリー 3GB
内蔵ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDXC(最大200GB)
OS Android 6.0
最大通信速度 下り最大375Mbps
LTE対応周波数 2GHz/1.5GHz/1.7GHz
/800MHz/700MHz
キャリアアグリゲーション ○(2GHz+800MHz+1.7GHz)
VoLTE ○(HD+)
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:2300万画素(F値2.0)
/イン:1320万画素(F値2.0)
バッテリー容量 2570mAh
FeliCa
NFC
ワンセグ/フルセグ ○/○
赤外線通信 ×
防水/防塵 IPX5、8/IP6X
生体認証 ○(指紋認証)
SIM形状 nanoSIM
連続待受時間(LTE/3G) 未定
連続通話時間(LTE/3G) 未定
カラバリ White、Graphite Black、Lime Gold、Rose Gold
発売時期 6月中旬

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