マウスの主流は光学式やレーザー式が多く、その次の次くらいにトラックボールといった流れになっている。
かつては、トラックボールも多く登場していたが、いま現在では、ときどき登場するといったところ。とはいえ、根強い愛用者がいるのも事実だ。
今回は、仕上がりのいいエレコム「M-XT2DRBK」(実売価格 5700円前後)をチェックしていく。前モデルの「M-XT1DRBK」の問題点を解決したと思える製品でもある。
支持球に2.5mmの大型人工ルビーを
センサーにはゲーミンググレードのものを採用
M-XT2DRBKはマウスとしてみると、大型のデザインになる。ただ、トラックボールでマウスカーソルを動かす性質上、その場から本体を動かす必要はないので、正しいデザインだといえるだろう。
特徴は本体左側面にあるトラックボール。表面加工については特に情報はないのだが指への吸い付きがいい感じになっている。トラックボール自体は取り外し可能で、メンテナンス面でも問題はない。
また支持球には直径2.5mmの人工ルビーを採用しており、使ってみた限りではひっかかりなどはまったく感じないものだった。
センサーはゲーミンググレードの高性能光学式センサーを採用しており、精度を大きく向上させているという。数日ぐりぐりと使って見た限りでは、M-XT1DRBKであったポインターの動きがあやしくなる問題は解決しているようだ。
外観をさらに見てみると、手のひらののせ心地を重視した形状になっており、従来のマウスとは雰囲気がかなり異なる。ボタンは5つ用意されており、専用アプリケーションでカスタマイズ可能。またホイールはチルトにも対応している。
ポインタの移動を見ると、750/1500カウントの2段階で変更可能。また該当ボタンを押下している間だけ、マウスカーソルの移動速度を落とすといった機能もあると、前モデルからのお約束的部分はしっかりと継承されている。
なお、本製品にはワイヤレスタイプとワイヤードタイプが用意されており、今回のワイヤレスタイプの場合は、2.4GHz帯を使用している。また左手操作タイプもあるため、好みに応じての選択肢は豊富だ。
(次ページに続く、「3日ほど酷使してのインプレッション 変に力を入れずにボールを操作できるのが◎」)
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