マイクロソフト革新の象徴、Windows 10を知る 第8回
快適さが増し、タッチ操作が「楽しい」UIに
Windows 10、いじりがいのある「タブレットモード」を試す
2015年08月10日 10時00分更新
7月29日にリリースされたマイクロソフトの「Windows 10」。Windows 7 SP1およびWindows 8.1からの一年間無償アップグレード(2016年7月28日まで)に対応しており、PCおよびタブレットではすぐにでも最新OSを楽しむことができる。とはいえ、ドライバーやソフトウェアの対応状況が心配で、まだアップグレードを試せていない人も多いことと思う。
そこで、筆者はデルのタブレットPC「Venue 10 Pro」にインストールし、主にタブレットモードでの使い勝手を検証した。導入の参考になれば幸いだ。
UIが進化した「タブレットモード」
Windows 8.1より快適に!
Windows 8からタッチ対応デバイスに搭載された「Modern UI」が、Windows 10では「タブレットモード」として進化している。ライブタイルのほか、アプリ一覧や設定、検索などのアイコンをタスクバーのように分かりやすく配置したことで、より扱いやすくなっている印象を受けた。
Windows 8/8.1のModern UIにも便利な点はあったが、これまでのデスクトップ画面とフィーリングが違い過ぎたり、アプリ以外の機能の所在が分かりにくいなど、慣れるのにはけっこう苦労した記憶がある。その点Windows 10のタブレットモードは、タッチ向けのライブタイルを保ちつつ、デスクトップ画面のUIも上手く取り込んでいるという印象だ。Windows 7からの移行ではじめてタッチ向けUIを触るという人でも、感覚的に操作できるだろう。
(次ページでは、「タブレットモードでタスクビューはどうなる?」)
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