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マイクロソフト革新の象徴、Windows 10を知る 第8回

快適さが増し、タッチ操作が「楽しい」UIに

Windows 10、いじりがいのある「タブレットモード」を試す

2015年08月10日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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タブレットモードでタスクビューはどうなる?

Windows 10ではストアアプリのウィンドウ表示が可能になったが、タブレットモードに限り、アプリは全画面表示になる

 Windows 10の目玉機能の1つが、仮想デスクトップを実現した「タスクビュー」だ。複数のデスクトップ画面を作成して自由に切り替えられるが、タブレットモードでは 基本的にアプリを全画面で表示して使うため、タスクビューボタンを押すと「起動中のアプリ一覧が表示される」という風に挙動が変わる。

タブレットモードのタスクビューは、起動中のアプリ一覧を表示

ちなみに、アプリを複数起動したままタブレットモードを解除すると、デスクトップ画面に表示されるアプリはすべてウィンドウ表示に代わる

 タブレットモードは基本的にアプリが全画面表示となるが、2画面までの分割表示にも対応している。アプリのタイトルバーをドラッグして画面端に寄せることで半分の表示にし、さらにメニューから他のアプリを起動することでマルチタスクが可能だ。非常に便利なので、覚えておくといいだろう。

アプリのタイトルバーをドラッグし、端に引っ張ると半分の表示に。Officeなどで2画面のマルチタスクが可能だ

2in1デバイスでは、キーボードの着脱を自動検知してデスクトップ画面/タブレットモードを切り替える機能も。ただし、今回の検証中はうまく機能しなかった

 単に快適になっただけでなく、タッチ操作の魅力を上手く引き出しており、「いじっていて楽しい」タブレットモードは筆者一押しの機能だ。Windows 8やWindows 8.1ではストアアプリがなかなか増えないという事情もあったが、様々な画面サイズで楽しめるアプリプラットフォーム「Universal Windows Platform」の登場により、今後は多くのアプリが登場することも予想される。2in1やタブレットユーザーは、デスクトップ画面とキーボード操作だけでなく、ぜひタブレットモードでタッチ操作を満喫してほしい。

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