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編集部員が気になるヘッドフォン/イヤフォンをクロスレビュー! 第3回

大口径70mmで重低音を聴け! ソニー最上位ヘッドフォン「MDR-Z7」クロスレビュー

2015年05月03日 12時00分更新

文● 鈴木誠史/ASCII.jp

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 私が気になっているのは、大口径70mmドライバーを搭載するソニーの最上位ヘッドフォン「MDR-Z7」だ。

 実売価格は6万円前後と、本連載のなかでもっとも高価なハイエンドヘッドフォンだ。大口径化により音の波面が広く平らになり、スピーカーのような自然な響きを体感できるという。再生周波数帯は4Hz~100kHzと、ハイレゾ基準(40kHz以上)を大幅に上回っている。

 液晶ポリマーフィルムをベースとした振動板に、アルミニウムの薄膜をコーティングしたリキッド・クリスタル・ポリマーを採用。高域における内部損失を低減し、超高音域でも高音質を実現したという。

ケーブルは着脱式で左右独立。付属のバランス接続ケーブルの接続にも対応

人間工学に基づいたイヤーパッドを採用

MDR-Z7の装着イメージ。大型のイヤーパッドが耳の周り全体にフィットする

 ケーブルはLとRでグランドを分離した4芯構造となっており、OFC線(銅)を銀でコーティングすることで、信号伝送ロスを最小限に抑える工夫を施した。

 イヤーパッドは人間工学に基づいた、頭部の凹凸にフィットする形状のものを採用。装着感の良さもあってか、約335gの重さもあまり不快に感じない。長時間の装着にも耐えられそうだ。

 「ビートレスポンスコントロール」も搭載。こちらはハウジング上の通気孔で、低域における通気抵抗をコントロールするというもの。振動板の動作を最適化することで、低域の立ち上がり、立ち下がりを改善したという。

編集部員によるクロスレビュー

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