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マイクロソフト・トゥディ 第98回

MacBook Air / Proを駆逐してやる!—「Surface Pro 3」

2014年06月12日 11時00分更新

文● 大河原克行

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ノートPCを置き換えられるタブレットを、初めて投入できた

 もうひとつは、Windowsのコアユーザーの獲得だ。15型ノートPCを使っていたユーザーなどに、PCを新しく買い替える際の選択肢のひとつとしてSurface Pro 3を選択してもらいたいとする。

 樋口社長は、「ラップトップ(クラムシェル)型のノートPCを置き換えることができるタブレットを、初めて投入できた」とSurface Pro 3を位置づけ、「PCの機能をタブレットで実現するというのは、ちょっと前までは夢の話だった。しかし、Surface Pro 3ではそれが実現した。フルPCの性能を持ったタブレットがSurface Pro 3であり、出張の際にもこれ1台で済む」とする。

 性能の高さを背景に、Windows PCユーザーの買い替えをより強力に訴求していく考えだ。

「しっかりと製品を届けられれば、確実にシェアがあがる。
それだけの自信がある」

 樋口社長は、Surface Pro 3を「ヤバイ」と表現するように、「とにかく素晴らしい製品であり、しっかりと製品を届けられれば、確実にシェアがあがる。それだけの自信がある製品」だとする。

 Surface Pro 2では、需要予測を誤り、需要期に製品がなくなるという課題を抱えた。「Surface Pro 3はプロセスを大幅に見直している。発売日から潤沢に製品を揃えることができる」とする。

 Surface Pro 3の売れ行きはどうなるのか。日本マイクロソフトは、これまでにないほど、強い自信をみせている。


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