AVアンプはハードルが高い? いやいや!
人気のハイレゾ再生も朝飯前のお手軽万能機なのだ
“ハイレゾ”ブームを追い風に、高音質への機運が高まっている。ハイレゾ対応のヘッドフォンやオーディオプレーヤーは高額製品が品薄になり、ハイレゾ音源配信サイトのランキングにはアニソンが上位の常連。そんな大流行中のハイレゾを自宅に導入しようと考えたときに、“AVアンプ”という機器を選択肢に考えてみてはいかがだろうか。
かつては自宅のホームシアターで5.1chサラウンドを構築したい人専用の、価格・機能ともにハードルの高い製品だと思われていたAVアンプも、価格別で見ると昨今のボリュームゾーンは5万円未満。ハイレゾブームで高音質な楽曲に興味が沸いた人にとっても、PC周辺機器を買い足すのと同じような感覚で購入できてしまうほど、手頃な製品になっているのだ。
例えば、ヤマハの最新AVアンプ「RX-V577」は4月発売予定で実勢価格5万円前後。AVアンプの最新トレンドとしてWi-Fiを内蔵し、ホームネットワークによるハイレゾ再生にも対応。操作はスマホやタブレットの専用アプリ越しというお手軽さだ。
お気に入りのハイレゾ音源をステレオで聴くだけならプリメインアンプという選択肢もあるけれど、AVアンプであれば、HDMIリンク機能が使用できるのでテレビ視聴の際はテレビのリモコン操作だけでいい音を楽しめる上、もちろん音楽鑑賞、映画やアニメBD鑑賞まで恩恵を受けられる。
薄型テレビの横にセットを組んでおいて、ハイレゾ音源もBDもスピーカーで鳴らしたいという人にとって、AVアンプはとてもお得感のある選択肢なのだ。
そしてちょうどRX-V577には、そんなハイレゾ再生とテレビの音を良くするための、最新トレンド機能がズラリと並ぶ。
アンプとしての基本性能は7chのパワーアンプを内蔵していて拡張性抜群だし、ハイレゾ再生でもお役立ちのWi-Fiも内蔵、再生フォーマットはハイレゾ音楽配信で主流のWAV/FLAC形式のほかに、ALAC(アップルロスレス)にまで対応。
「Wireless Direct」による接続、スマホ向けコントロールアプリの「AV CONTROLLER」、高音質技術では「Extra Bass」に「Virtual CINEMA FRONT」、HDMI端子は6系統入力対応だし、iPhone対応の前面USB端子、4Kパススルー、シネマDSP 3Dモード、YPAOなど“家庭内のあらゆる音”を便利に、そして高機能に再生してくれる機能が満載なのだ。
