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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第46回

IGZO搭載の「AQUOS PHONE ZETA」を使い倒した!

2014年01月26日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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レスポンス重視のチューニングで
レスポンスが絶妙!

 ドコモの2013~2014年冬春モデルの中で、AQUOS PHONE ZETAはタッチのレスポンスがちょうどいい仕上がりになっている。なんでも最速でキビキビといったNexus 5的なものではなく、どちらかというと指の動きを前提としたiOS的なチューニングだ。とくに良好なのが、キー入力の応答性能。高速でキー入力をした場合でも、もたつきもない。ホームアプリは、定番の3ラインホームを骨子とした「Feel UX」と「docomo LIVE UX」がある。docomo LIVE UXは、ホームスクリーンの真ん中あたりで、フリックするとアプリ一覧が出てくるなど、使い勝手がよくなっている。

docomo LIVE UXのホームスクリーン。この状態で、画面中央あたりで下フリックすると、右写真の画面のようにアプリ一覧が表示される

ブラウザーにも独自機能があり、画面右端からフリックすると操作パネルが表示される。また、この操作パネルの位置は変更可能だ

ステータスパネルは豊富。グリップセンサーのオンオフのほか、のぞき見ブロック機能もアリ

「エアオペレーション」は、いわゆるホバー機能だ

 シャープ製端末独自のチューニングとしては「エコ技」がある。これは省電力プリセットで、ある程度はユーザー側で設定が可能。CPUはユーザーが設定できず、バッテリー残量に応じてクロックと使用するコア数を制御している。ゲームやアプリを酷使するときにCPU制御を感じることができるだろう。この挙動に興味のあるなら、バッテリー残量100~90%と50%前後のベンチマークを行なってみよう。

バッテリー残量60%での3DMARKの結果

バッテリー残量100%での3DAMRKの結果。バッテリー残量60%時と比べると、スコア差はもちろん、とくにPhysicsに大きな差が生じている

AnTuTuベンチマークの結果

 独自機能をさらにチェックすると「ミニアプリ」がある。これは別ウィンドウをひとつ表示するもので、動画やアルバム、マップ、予定表などを最前面に表示したり、最小化したりと、マルチタスクが行なえる。アプリの追加はいまのところなく、またGoogle Play上からも追加できないのだが、よく使う基本的なアプリに対応しているため、あまり不便は感じなかった。タスクマネージャーは「履歴」に格納されており、アプリの切り替えのほか、一括クリアも行なえる。

画面右下のキーから「履歴」「お気に入り」「ミニアプリ」にアクセスできる。右写真はミニアップを立ち上げたところ。最小化したり、ドラッグで移動させたりできる

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