今年で創立20周年を迎えたマウスコンピューターを記念して、マウスに所縁ある編集者/関係者20人にインタビューを敢行した。
マウスコンピューターはパソコン業界の「ラーメン二郎」だ!
『月刊アスキー』というパソコン雑誌で、でもパソコンからちょっと外れた新技術ネタとか科学ネタとか、なぜか宇宙ネタや鉄道ネタなんかを追いかけてきた僕にとって、マウスコンピューターといえば、パソコン業界の「ラーメン二郎」という印象でした。安くて美味しくてすごく憧れるんだけれども、僕みたいな素人はおいそれとは手を出せないと。
別に不親切とか、敷居が高いわけではもちろんなくて、初心者が買っても本来はまったく問題ありません。なのですが、パソコン雑誌の編集部に属していると、周囲に大勢いる濃い編集者どもの、すなわち“通”の視線が気になるわけです。「クロックアップの設定も満足にできんのに、マウスコンピューターのホワイトボックスを買うんだって?」「キミ程度には○○で十分でしょ!」みたいな。
いかにもヘタレな僕の被害妄想だと思われそうですが、決して、決してそんなことはありません。角川アスキー総合研究所の1万人調査「メディア&コンテンツ・サーベイ」の調査結果でも、マウスコンピューター好きは、レノボ好きと並んでパソコン上級者が非常に多い。つまり、データから見ても、“通”に選ばれるパソコンメーカーなんですよ!
ここ最近は「LuvBook X」シリーズが、カーボン製の薄くてシャープなボディのUltrabookがずっーと気になっています。僕もようやく、マウスコンピューターデビューできるかもしれません。この系等のHaswellモデルの登場を心待ちにしていて、いっぱしの“通”を気取りたいので、ぜひ!