夕刊マウスコンピューター -創立20周年によせて-

意欲的なコンピューター好きに響く製品ライン

文●伊藤 有/週刊アスキー 編集長代理

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

今年で創立20周年を迎えたマウスコンピューターを記念して、マウスに所縁ある編集者/関係者20人にインタビューを敢行した。

週刊アスキー 編集長代理 伊藤 有

 東奔西走、編集部をあげて忙しかった6月。PC業界の重要イベント『COMPUTEX TAIPEI 2013』取材を日本側から側方支援、その直後に例年どおりの林檎のメーカーのカンファレンスのためサンフランシスコ出張、さらにその裏でゲームの巨大イベント『E3 2013』の取材記事が次々に届くという、全方位から忙しいシーズンだった。

 毎年のことですけど。こういう機動力が重要な仕事となると、やっぱり全部が1台にまとまってるノートPCが手放せない。特に出張中なんて、いつが「公」でいつからが「私」なのかわからなくなってしまう。唯一暇になりがちな移動時間(飛行機)で気を抜いてリラックスするというのが自分のリズムだったりする。

マウスコンピューターの現行機種で使ってみたい(or 使っている)機種とその理由

 さて、マウスコンピューターといえば、個人的にはなんといってもゲーミング&ハイエンドPCブランド『G-Tune』。ゲーミング色が強いと言いつつ、実は割安にハイパワーノートが欲しいときの良い選択肢を提供してくれるブランドという印象が強い。

 他メーカーにない個性的な製品という点では、イトー評ではいまのところ『NEXTGEAR-NOTE i310』に勝るモノはない。Haswellでこそないものの、11.6インチでGeForce GT650M搭載、CPUまでクアッドコアのCore i7-3630QMにして9万円を切る価格。人によっては、“Windows7モデルがある”というのも大きい。これだけ速くて、小さくて、このコストパフォーマンスなら文句ない。

マウスコンピューターについて一言

 今後も、こうした意欲的なコンピューター好きに響く製品ラインは大事にしてほしいし、できればHaswell版を!!という気持ちもある。マウスコンピューターさん、どうですかね? ギュっと凝縮された小さなマシンでPCゲームも仕事もバリバリこなす、っていうのはやっぱり気持ちがいいものですよ。



週刊アスキー 編集長代理 伊藤 有

 今年で編集部に所属して9年目。週刊アスキーのアレコレにかかわりつつ、ブログサイト『週アスPLUS』の記事執筆や取材、イベント出演なども。新しいテクノロジーはソフトウェア/ハードウェア問わず大好きです。3kg以下はすべてモバイルPCと言い切るパワーモバイラー。
Twitterアカウント@itotamo