夕刊マウスコンピューター -創立20周年によせて-

デスクトップPCはやっぱ至高だと思いますよ、マウスさん

文●営業マンM

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今年で創立20周年を迎えたマウスコンピューターを記念して、マウスに所縁ある編集者/関係者20人にインタビューを敢行した。

写真は営業マンMが復活を望むLUVLIBシリーズ最高級モデル「LL-i100X」

 今やノート型、さらにはタブレット型が登場し始め、徐々にその数を減らしているイメージのデスクトップ型。そんな中、デスクトップ型至上主義者のニッチなニーズにも応えてくれるマウスコンピューターに愛と願望を込めてメッセージを(要約すると、「俺好みの変態デスクトップPCを出して!」ということです)。

 現在、営業がメインのお仕事の私が、はじめて触ったPCはPC-6001。そこからMSX、PC-9801にPC-9821を経て、Windows機に流れ着いた私とPCの歩み。振り替えればメイン機は常にデスクトップ。だからこそ、今でも数多くのデスクトップPCを世の中に出し続けるマウスコンピューターに期待と懇願をしてしまうわけです。

マウスコンピューターといって一番に思い浮かべること(or 印象に残っている製品)は?

 デスクトップPC至上主義者の最後の砦。

 正直、かつては「世に出回っているド定番のパーツをまとめて組み立てたんでしょ?」的な見方をしていたこともありました。確かに安い。自作するより安い…っていう自作できないユーザーにとっては守り神みたいなメーカーさんって認識で、もちろんそれはそれで大事なのですが。

 ところが、この数年、ちょっとスゴイんです。バリエーション豊富で、他に見たことない製品がでてくるし、それでいて細かいBTOや買いやすい価格はそのまま。

 特にデスクトップ型で、定番のゲーミングPCからビジネス用途のPCはもちろん、高性能な一体型ゲーミングPCや、AV用途PCの決定版的製品(惜しむらくも生産終了してしまったLUVLIBシリーズ)といった他にない製品を登場させてくれました。

 本当に頼りにしてます、マウスコンピューターさん!

マウスコンピューターの現行機種で使ってみたい(or 使っている)機種とその理由

NEXTGEAR-ONE io600SA2

 「NEXTGEAR-ONE io600」シリーズ。一体型PCって一つの完成形だと思うんです。自作ができないものだし、近未来感はあるし、それでいてデスクトップ型の使い心地。

 そんな一体型PCのデメリットは、その分スペックが決まりきっていて、もうデスクトップ型を使い続けた私みたいなユーザーにはどうしても“これじゃない”感が払拭できないのです。

 ただ、NEXTGEAR-ONE io600なら、CPUやメモリーだけでなく、光学ドライブの変更や、何よりSSDとHDDの両搭載もできる! もちろん内蔵グラフィックスも高スペックでゲーミングPCとしても十分な性能と、いうことないかと思います。ひとまず、わりと本気で何も考えずにこれ買えばいいと思うんですよ。

マウスコンピューターについて一言

 お願いですから、「NEXTGEAR-ONE io600」を超える超弩級デスクトップPCを出してください! それも一体型で!!

  一体型なのにSSDにHDDは4台RAID内蔵! テレビ番組は8チャンネル同時録画(いわゆる全チャンネル録画)で、DSD音源再生のオーディオデバイス内蔵(専用アプリでギャップレス再生も~など)。液晶はタッチ対応+3D対応で、広視野角。必要な要素の選択はBTOでカスタマイズ可能だからお値段もベストフィット、的な。

 正直4台RAIDはNASなら当たり前だし、全チャンネル録画はレコーダーでは定番化。DSDオーディオは最近オーディオ業界の流行で~って、個別製品ではどれも普通のことではあります。ただ、まとめて実現してくれるモノってないと思うんですよ。

 もっと言えば、かつてのPCが、やりたいことをかなえてくれる魔法の箱だったみたいに、使い人次第で何でも出来る、そんな理想の「デスクトップ型」がもう一度現れて欲しいんです。そしてマウスコンピューターさんならきっと実現してくれるんじゃないかと。

 20周年、本当におめでとうございます。そして、これからもデスクトップPCをよろしくお願い致します。



営業マンM

 アスキー・メディアワークスで営業やメディア企画の業務を担当している。普段は次の給料で何を買うかの妄想と、サッカーを見ながら酒を飲むことを燃料に働いている。好きなPCはデスクトップ型。特に一体型と横置き型がお気に入り。ちなみに「LUVLIB」の新型は出ないんでしょうか、マウスさん??