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カスタマイズも可能

モバイルにも対応できるエントリーノート「Inspiron 14」 (3/3)

2013年04月30日 20時30分更新

文● エースラッシュ

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オプション6セルバッテリーで長時間利用もOK!

 Inspiron 14の試用機の構成は、CPUにIntel Core i5-3317Uを採用し、4GBのメモリと500GBのHDDを組み合わせたものだ。この構成でベンチマークによる性能評価を行った。

 Windows 8の快適さの指標となる「Widowsエクスペリエンスインデックス」の一番低いサブスコアは「グラフィックス」の値である「4.8」となった。「ゲーム用グラフィックス」の値はこれに比べると高い「6.3」だが、最新のゲーム等が楽しめるほどの好成績ではない。グラフィックス機能がCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000だと考えると、妥当なところだろう。「プロセッサ」の値は「6.9」で、「メモリ」と「プライマリハードディスク」の値はそれぞれ「5.9」となった。

 PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」の結果もあまりよくはないが、特別悪いというほどでもない。実際に使った感覚では、特に不自由を感じることなくスムーズに利用できた。グラフィックス性能もDVD鑑賞程度には全く問題がない。一般的な家庭やオフィスでの利用ならば、まず困ることはないだろう。

Windowsエクスペリエンスインデックス

PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」

 バッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、4時間55分48秒使うことができた。試用機のバッテリーは、オプションで選択できる6セルバッテリーだったため、これは特に長時間のバッテリー利用を必要とする人が選択した場合の検証だ。標準モデルでは4セルバッテリーが搭載されているのでこれよりは駆動時間が短くなるだろうが、その場合は6セルバッテリー搭載モデルよりも軽く薄型になる。

CPUやメモリ構成などが異なる複数モデルを用意。さらに細かいBTOも可能だ

 BTOの選択肢として、CPUはPentium、Core i3、Core i5の3種類が用意されている。Microsoft Officeをプリインストールすることも可能だ。サポートに関しても標準の1年間の引き取り修理+ハード故障時の電話サポートだけでなく、最大5年間までの対応期間延長や修理を迅速に行ってくれるプランなども用意されている。業務につかいたい、初心者だから不安があるという場合には積極的に利用したい。

デル株式会社

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