大容量バッテリーを搭載したスタイリッシュな15型ノート 第1回
メインマシンとして使用できる満足のスペック!
Haswell搭載でタッチ対応のスタンダードノート「Inspiron 15R」 (1/2)
2013年09月06日 11時00分更新
デルのエントリーノートとしてはいち早く第4世代Intel Coreプロセッサーを搭載したのが「Inspiron 15R」だ。15.6型ディスプレーを搭載した、スタンダードなスタイルながら最新のプロセッサを搭載したノートPCのタッチ対応モデルを試用した。
Inspiron 15RシリーズにはCore i3を搭載した「New Inspiron 15R ベーシック」とCore i5を搭載した「New Inspiron 15R プレミアム」も用意されているが、今回紹介するのは最上位モデルとなる「New Inspiron 15R プラチナ・タッチパネル」にあたるマシンだ。
シンプルデザインのスタンダードノートPC
デルのInspironシリーズといえば、非常にスタンダードなノートPCだ。今回の「Inspiron 15R」も、基本的なスタイルは前世代を踏襲したシンプルかつスタンダードなものになっている。
角を大きめのRで丸くとった少し優しい雰囲気のシルエットだが、トップカバーの素材はつや消しのヘアライン加工が施されたアルミだ。カラーネームはムーンシルバーで、甘すぎずクールすぎずのほどよい雰囲気のデザインとなっている。開閉時などに直接手が触れるフレーム部分は樹脂パーツになっており、手にあたる感触も悪くない。
本体サイズは幅376×奥行き259×高さ24.9-31.3mm。重さは最小重量で2.32kgだ。前世代のマシンと比較するとヒンジ側の厚みと重量が増しているが、これは6セルバッテリーを標準搭載しているからだ。前世代でもオプションで6セルバッテリーを搭載した場合はこの厚さ・重量になっていた。標準で大容量バッテリー搭載になったというのはうれしいところだ。
Inspiron 15Rは気軽に持ち運べるというサイズではないが、動かそうと思えば苦もなく動かせるのも確かだ。モバイル利用がメインでない使い方ならば、たまに持ち出す時少し重いという程度で済むだろう。付属のACアダプタも比較的小ぶりで、本体と一緒に持ち運ぶのもそれほど苦にならなそうだ。
ディスプレーは光沢のあるグレアタイプで、解像度は1366×768ドットだ。光沢はあるがそれほど映り込みが気になるということもなく、タッチ操作した場合の指滑りも悪くない。ディスプレーの開閉が固いと感じられるわけではないが、タッチ操作で簡単にぐらついてしまうというほど緩くもなく、ほどよく調整されているという印象だった。
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