マウス操作/タスクバー機能向上でより仕事がしやすく
非タッチだからこそ使いやすい8.1UpdateをInspiron 14で試す (1/3)
2014年05月16日 11時00分更新
デルのInspiron 14
は、OSにWindows 8(64bit)を採用する14型ノートPC。すでにWindows 8.1はもちろん、Windows 8.1 Updateの配布まで始まっているが、タッチ搭載モデルではないし特に仕事に支障がなかったのでアップデートしなかった。しかし、4月9日に開始されたWindows 8.1 Updateでは、ポインティングデバイスを使った操作が使いやすくなっていると聞き、この機会にアップデートして使い勝手を検証しようと考えた。

Windows 8(64ビット)搭載の14型ノートPC「Inspiron 14」
Inspiron 14は、Core i5-3317U(1.70GHz)、4GBメモリー、500GB HDDを搭載。ノートPCのスペックとしてはエントリークラスとなる。もちろんドキュメント作成や簡単な画像編集など、オフィスでの作業は十二分にこなせる。ディスプレーに14型のグレア液晶を採用し、DVDスーパーマルチドライブを内蔵しているので、自宅で簡易的な動画鑑賞などにも使用できる。ちなみにInspiron 14
はBTOでCPUやストレージ、グラフィックス、タッチの有無などが選択可能。自分の用途に合わせてスペックや価格が変更できるのもうれしい点だ。
重さは約2.09kgで、会議などに持っていく程度では問題ない。ただし、カバンにいれて毎日持ち運ぶには少し重い。どちらかといえば据え置きでの使用をおすすめしたい。
本体手前にSDカードスロット。左側に電源コネクター、HDMI端子、有線LAN端子。右側にUSB 3.0×2、ヘッドフォン出力/マイク入力端子がある。USB端子が合計3つあるので、仮にマウスが1つをふさいでも携帯電話機の充電や周辺機器との接続が可能だ。
キーボードにはアイソレーションタイプ。キー1つ1つが大きめなので、ミスタイプが少なく打鍵感もいい。右から2列目にEnterキーがあるのは始めこそ使いづらかったものの、慣れてしまえば気にならなくなり、むしろ大きめで押しやすいので気に入っている。タッチパッドは左右ボタンが分離しているタイプで、程よい大きさだ。
(次ページ「マウスの操作性が向上-今までアップデートしなかったことを後悔した」へ続く)