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前田知洋の“タネも仕掛けもあるデザインハック” 第6回

ヒトも機械も意外と同じ。Siriから学ぶビジネス会話

2012年12月07日 09時00分更新

文● 前田知洋

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余計なことを言わないのはビジネスやプレゼンテーションでも大切

 こうしたスマートフォンの音声入力のルールを「面倒くさいなぁ」と感じる読者がいるかもしれない。しかし、じつは「シンプルで明確な指示を出す」という心がけは、ビジネスやプレゼンテーションではとても大切。しばらく前に「KY(空気を読めない)」などと揶揄することもあったが、本当は指示の出し方があいまいであることも多い。相手を怒らせるようなストレートな表現も避けるべきだけれど、あまり遠回しな言い方もビジネスでは上手くいかない。ただし「忙しいところ、すいません」「ありがとう」と一言添えることも忘れずに。

無理を頼んでいるのだから「ありがとう」も忘れずに

前田知洋(まえだ ともひろ)

 東京電機大学卒。卒業論文は人工知能(エキスパートシステム)。少人数の観客に対して至近距離で演じる“クロースアップ・マジシャン”の一人者。プライムタイムの特別番組をはじめ、100以上のテレビ番組やTVCMに出演。LVMH(モエ ヘネシー・ルイヴィトン)グループ企業から、ブランド・アンバサダーに任命されたほか、歴代の総理大臣をはじめ、各国大使、財界人にマジックを披露。海外での出演も多く、英国チャールズ皇太子もメンバーである The Magic Circle Londonのゴールドスターメンバー。

 著書に『知的な距離感』(かんき出版)、『人を動かす魔法のことば』(日本実業社出版)、『新入社員に贈る一冊』(共著、日本経団連出版)ほかがある。現在、(株)ビジスパからメルマガ「Magical Branding-セルフブランド活用法-」を配信中。

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