
ラグジュアリーなスマートウォッチ、Apple Watchを発表したり、デカいスマートフォンで米国のシェア1位に君臨したApple。いろんなウワサが溢れるのは、なにも新製品の発売前だけではありません。「ミニバンを開発中」「4インチ、iPhone6s miniが出る」「新しい音楽サービスを準備中」など、巷に溢れるAppleのウワサを集めてみました。
4インチディスプレイのiPhone 6s miniが登場!?
カラフルな背面を持ったiPhone 5c。もともとは廉価版とか、新興国市場向けといわれていました。iPhone 6 Plusの登場のインパクトで、すっかり、その存在を忘れている人もいるかもしれません。
その後継機種としてウワサされているのが、4インチのディスプレイを持つ、iPhone 6s miniです。筆者の予想では、登場する確率は低め。しかし、もし「Apple Pay」が使えるNFC(近距離無線技術)が搭載されるなら、その確率がドーンと上がりそうな気もしています。ウワサの元は台湾メディアから。信ぴょう性:☆☆☆
iWachの画面で指紋承認!?
ウワササイト、Apple Insiderによると、ディスプレイを使った指紋承認技術の特許をAppleが申請したそう。もし実用化されれば、iPhoneやiPadでの「ホームボタンの廃止」などが考えられます。しかし、おそらくは、その技術の本命は将来のApple Watchだと筆者は予想しています。Apple Watchの小さな画面でパスワードを入力って、少し難しくて面倒くさい。指を画面に当てるだけであれば、iPhoneがそばになくても、安全に「Apple Pay」が使えそうです。
ただし、特許が出願されたからといって、すぐに製品に採用されることはありません。しかし、実用化すれば、合理的なバージョンアップになるはず。その可能性はかなりあると筆者は予想しています。信ぴょう性:☆☆
電動ミニバンを開発中!?
「Appleが自動車を作る」って、唐突な感じもします。しかし、Googleの自動運転技術の開発、米国でのテスラモーターズの成功をセットで考えれば、ありがちな話。さらに、ウワサの出処がウォール・ストリート・ジャーナルであれば、ウワサの真実味も2割増しです。記事では、フォード出身のSteve Zadeskyが陣頭指揮をとり、数百名が開発チームに投入されているそう。
内燃機関エンジンではなく、モーターとバッテリの採用により部品点数を減らしたことで参入障壁を下げた電気自動車業界。Appleが参入するタイミングは、テスラが目標に掲げている利益率25%と推測されているAppleの利益50%率の壁がどうクリアされるかが鍵かと…。
「Appleが自動車を開発中」のウワサは、R&D(研究開発。つまり、製品化はずっと先)に留まっていると筆者は予測しています。信ぴょう性:☆
(次ページ、「新たな音楽サービスをスタートさせる」に続く)

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