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マイクロソフト・トゥディ第7回

「MGX 2012」で存在感を示した日本マイクロソフト

2012年07月27日 19時00分更新

文● 大河原克行

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 日本マイクロソフトが、同社社内における2012年度(2011年7月〜2012年6月)の「No.1 Subsidiary」(世界ナンバーワン子会社)に選ばれた。2年連続での社内表彰となり、日本市場での好調ぶりが浮き彫りになった格好だ。

 この社内表彰は、外から感じる以上に大きな重みを持つ栄誉だ。社内でのナンバーワンを巡る競争は激しく、表彰式の場では、米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO自らが、ナンバーワン子会社の経営トップに対してひとりでは持てないほど大きなトロフィーを世界から集まった約1万5000人の社員の前で受け渡す。ナンバーワン子会社であれば、さまざまな施策も手を打ちやすくなるのは当然だといえよう。

全世界の社員を対象にした社員総会「MGX」

 No.1 Subsidiaryの表彰は、同社新年度が始まる7月に開催される年1回、全世界の社員を対象にした社員総会「MGX」(Microsoft Global Exchange)で行なわれる。

 今年は、米アトランタで7月18日〜19日(米国時間)に開催され、全世界から、先に挙げた約1万5000人の社員が参加。日本からは約500人の社員が参加した。

 期間中には、スティーブ・バルマーCEOをはじめ、同社経営幹部が社員に向けて新年度の事業方針を説明するとともに、各部門ごとに全世界の事業責任者および担当者が会議を実施。今後1年の方向性について意思を統一し、活発な意見交換を行なう。今回のMGXでは、10月26日から発売されることが明らかになったWindows 8を中心にした事業戦略について、全社員が共通の認識を持って取り組むことが示された模様だ。

 このMGXで、社員が大きな盛り上がりを見せるのが、No.1 Subsidiaryの表彰式となる。

 日本マイクロソフトの社員は、会場のアリーナ席への着席が指定され、お揃いのジャパンブルーのジャンパーで臨んだ。

 アリーナ席への着席指定は、ナンバーワンに近いことを意味するものであり、昨年に続けて2連覇を目指す日本マイクロソフトにとっては、力の入る会場入りとなった。同じアリーナ席には、英国の現地法人も陣取り、日本と英国の2ヵ国の争いが想定されるものとなった。

 日本は、売上高では最大規模を誇るBig Developedのカテゴリーに含まれ、英国、ドイツ、フランス、カナダと毎年激しい競争を繰り広げる。

 ここでは、売り上げ予算達成率のほか、20数項目にのぼるスコアカードの評価などから1位を決定することになり、発表されるまではどこがトップになるのかは分からない。売り上げ予算達成率という自ら判断できる要素以外の評価が含まれる点が難しいところだ。

 そして、最後に発表されるナンバーワン子会社において、COOのケビン・ターナーから「ジャパン!」の名前がコールされ、日本は2年連続でこの栄誉を受賞したのだ。

2年連続でナナンバーワン子会社のトロフィーを受け取る日本マイクロソフトの樋口泰行社長。左からスティーブ・バルマーCEO、樋口社長、ケビン・ターナーCOO、マイクロソフト インターナショナルのプレジデント、ジャンフィリップ・クルトワ氏

 Windows & Windows Live部門プレジデント スティーブン シノフスキーのセッションをはじめ、多くの幹部のセッションにおいて「ジャパン」の好成績に対して賛辞が多かったという。

 発表翌日に行なわれた日本マイクロソフト社員によるJapan Partyには、スティーブ・バルマーCEOが参加。約30分間に渡って、日本マイクロソフト社員と直接会話しながら、栄誉を称えた。

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