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マイクロソフト・トゥディ 第12回

発売から7年目、さらに研ぎ澄まされる「Xbox 360」

2012年08月30日 14時00分更新

文● 大河原克行

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 「年末に発売から7年目を迎える『Xbox 360』にとって、ゲームのクオリティの観点からみれば、まさに集大成の年になる」——。日本マイクロソフト インタラクティブ・エンターテイメント・ビジネス ゼネラルマネージャーの泉水敬執行役は、今年のXbox 360の位置付けをこう語る。

日本マイクロソフト インタラクティブ・エンターテイメント・ビジネス ゼネラルマネージャーの泉水敬執行役

 Xbox 360は、2005年12月に国内での販売を開始。2010年6月には小型化、静音化を図った新たなハードウェアを投入。2010年11月には、身振りや手振り、音声で操作できる「Xbox 360 Kinect センサー」を投入。2011年には、60日間で800万台のKinectを販売し、世界で最速で売れた家電製品としてギネスに登録された。

「Xbox 360」

「Xbox 360 Kinect センサー」

過去最高のソフトウェアやサービスが出揃う

 そのXbox 360は、来年には新たなプラットフォームの発表が噂されており、今年はハードウェアとしての進化はないものの、ソフトウェアやサービスでは、過去最高の製品が出揃うことになる。

 「例えば、Microsoft Studiosに所属するすべてのゲームスタジオから製品が出荷されるのは初めてのことになる。最新の技術を駆使した、最高のクオリティの製品が目白押しである」と泉水執行役は語る。

日本マイクロソフトは、「Xbox360 大感謝祭 2012 夏」を東京と大阪で開催し、最新ゲームを紹介した

 Kinect用アクションRPGの「Fable: The Journey」、アクションレーシングゲーム「Forza Horizon」、アクションシューティングゲーム「Gears of War: Judgment」、Kinect用ダンスゲーム「Dance Central 3」に加えて、世界累計4200万本という大ヒットゲーム「Halo」の最新作、「Halo 4」も日本では11月8日から発売される。

「Fable: The Journey」(フェイブル ザ ジャーニー)

「Forza Horizon」(フォルツァ ホライゾン)

「Gears of War: Judgment」

「Dance Central 3」

「Halo 4」(ヘイロー)

 Haloシリーズの盛り上がりは、「米国では、Windows以上のものになる」と言われるほどの人気作品で、エンドユーザーが主体になったイベントは10月26日のWindows 8発売時よりも圧倒的に多いと予想される。日本でも、本体に特別なデザインを施した「Xbox 360 320GB Halo 4リミテッドエディション」(価格3万9980円)が用意され、11月8日から発売される。

「Xbox 360 320GB Halo 4リミテッドエディション」

 また、サードパーティーからは、カプコンから「バイオハザード6」「モンスターハンター フロンティア オンライン」、スパイク・チュンソフトの「ウィッチャー2」、「マジてん」(アイディアファクトリー)、「ラブ☆トレ〜Sweet〜」(BOOST)、「怒首領蜂 最大往生」(ケイブ)などのXbox360専用タイトルが続々とラインナップ。さらに、Xbox LIVEアーケードタイトルの新作も用意されている。

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