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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第121回

今さら人には聞けない!? 「LINE」を使いこなしてリア充になる技

2012年07月03日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 PCやスマートフォン向けで通話やチャットができる「LINE」が大ブレイク中だ。6月には、ユーザー数が世界で4000万人を超えるほどの人気を集めている。ITに詳しい人だけでなく、スマホのライトユーザー層にも広がっているのが特徴で、リア充御用達ツールとも言われる。今回は、そんないまさら聞けない「LINE」の使いこなし技を紹介しよう。

リア充御用達の通話・チャットアプリ「LINE」

リア充がこぞって使い始めている「LINE」

 TVのCMでも流れているので、LINEアプリを目にしたことがある人は多いだろう。LINEは、チャットや音声通話が可能なコミュニケーションアプリ。無料で利用でき、音声通話アプリの定番「Skype」と肩を並べるほど急激にユーザーを増やしている。

「LINE」のホームページからiPhoneやAndroid、Windows PhoneなどのスマホアプリやWindows、Mac用のソフトをダウンロードできる

 最近、以前の「mixiやってる?」の代わりに「LINEやってる?」と言われることが増えた。しかも、ITに詳しくない人たちが多いのだ。これは、誰でも簡単に始められる手軽さと、楽しいコミュニケーションが人気を集めていると考えられる。すでにほかのサービスを利用していたり、話したいなら普通に電話するし、メッセージはメールで十分という人もいるだろう。利用サービスをこれ以上増やしたくない、という意見も同感。しかし、LINEは俗に言うリア充が広く使っているのがポイント。FacebookやTwitterは使えずとも、LINEはOKという人が多いのだ。手間と楽しさを天秤にかけて、リア充になりたいなら、LINEにチャレンジしてみよう。

 LINEはWindowsとMacのソフトも公開されているが、基本的にはスマホで使うアプリだ。まずは、Google PlayやiTunes StoreからLINEをインストールしよう。インターフェースはほぼ同じ。LINEを起動すると、電話番号の認証が行なわれる。登録時にアドレス帳のデータを利用するかどうかを尋ねられる。読み込んでおくと、認証後すぐに利用できるので手間が省ける。ただし、アドレス帳を利用する場合、そのデータはLINEを運営するNAVERのサーバーに送信される。その情報を元に、友だちを追加したり、「知り合いかも?」と教えてくれるのだ。今のところトラブルは起きていないが、個人情報の塊を預けることになる点は覚えておこう。

アプリを起動すると電話番号の登録画面が開く

アドレス帳の利用を確認

電話もしくはSMSで端末を認証する。電話の場合、メッセージが流れたら切断して、アプリに戻る

 電話番号の認証があるので、iPod touchやiPadだけでは新規アカウントの作成ができない。しかし、スマホやフィーチャーフォンを持っているなら、その番号を入力し、SMSで確認すればいい。スマホの方に認証コードが届くので、iPod touchやiPadに入力する。

iPod touchやiPad、SIMのないiPhoneなどにLINEをインストールする場合は、ほかの端末で認証コードを受け取る。その場合は、認証コードを受け取った端末ではLINEを利用できないので注意

アドレス帳のユーザーが登録され、すぐに使い始められる

 ユーザーを登録するには「友だち追加」→「追加」をタップする。承認は不要で、すぐに友だちリストに登録される。通話やチャットを行なうなら、友だちリストから相手をタップし、「無料通話」もしくは「トーク」をタップすればいい。通話の場合は相手の端末に着信画面が表示される。アプリは起動していなくてもOK。iPhoneで履歴にLINEがない状態でも着信できる。

 お互いに無線LANを利用しているなら、通話は普通の電話と同じ感覚で行なえる。LINEは3G回線でも利用できるが、その場合は少し遅延が発生する。また、音質もややこもりがちになる。とはいえ、繋がってしまえば、問題なく会話は可能だ。無料ということを考えれば、十分と言える。

相手をタップして発信する

着信する

通話が可能。「終了」をタップすれば通信が切れる

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