iPadやiPad 2は商品企画者や設計者がじっくりと考えて決めた通り、ほとんどの人は、キーボードも使わず、スタイラスも使わず、指先でチョイチョイやるのが絶対に最も快適であろうことは分かりきっている。実際、iPadを日常使っていてほとんどの場合がそうなのだ。
しかし、出張先のホテルやおサボり中のスタバで、少しの文章を入力したりするときに、物理的なキーボードがあれば快適さは大きく違うと信じている。あともう1つ、あまりにも普通にみんながiPadを持っているので、何とか他人との差別化を考えたいユーザ-は多いはずだ。キーボードとしての機能面の面目を保ち、外観で「えっ?」と思わせ、持ち運ぶスタイルもなかなかなキーボード&ケースを今回はご紹介したい。
「WIRELES KEYBOARD」なんて言うと真面目なようでジョークのようなネーミングのキーボード&ケースを、秋葉原散策の定例コースにある「あきばお~」で発見した。キーボードとiPad 2本体ケースの合体した商品は、全体が少し硬いシリコンのような手触りで滑り止め効果は抜群だ。そして、今まで8個も買ったケースの中では最もタイトにカチッとiPad 2をホールドしてくれる。
後発商品の良さはキーボード位置にも現われており、キーボードとiPad 2との距離が3段階でスライド調整できる。この機能により、iPad 2を縦使用時でも横使用時でも、iPad 2本体の傾きを自由に選択可能となり、液晶画面の見やすさに大きな貢献をしてくれる。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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