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週刊 PC&周辺機器レビュー 第118回

一回り大きくなった一体型 新VALUESTAR Nの実力は?

2011年09月30日 12時00分更新

文● 池田圭一

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 主要なパソコンメーカーから、秋冬モデル新製品が登場する季節になった。新製品の中心はノートパソコンだが、ディスプレー一体型のデスクトップパソコンもモデルチェンジしている。今回はその中から1台、NEC「VALUESTAR N」シリーズの最上位モデル「VN790/FS」をとりあげよう。

 フルHD(1920×1080ドット)表示が可能な21.5型ワイド液晶ディスプレーを搭載し、3Dステレオ表示にも対応する。VALUESTAR Nシリーズは、シンプルデザインが特徴の家庭向けテレビパソコンだ。

VALUESTAR N「VN790/FS」

シンプルデザインのまま
21.5型フルHDディスプレーモデルを投入

 今期発表されたVALUESTAR Nの4モデルのうち、3モデルはいずれもフルHD解像度の広視野角IPS液晶パネルを採用して、地上/BS/110度CSデジタル放送対応の3波ダブルチューナーと、BDXL対応の書き込み型BDドライブを搭載する。

 本体両脇の脚で本体を浮かせ、背面の板状のスタンドで支えるというNシリーズの基本デザインは、今回も踏襲されている。中央のスタンドでディスプレー部分を支える方式とは異なり、実質的なフットプリントは広くなってしまうが、使わないときには本体下部に付属のワイヤレスキーボードなどを格納しておける。一見しただけでは薄型デジタルテレビの印象だ。

斜めに立てかけるような基本スタイル。最小傾斜では奥行きが193mmで高さ428mm、最大傾斜時には奥行き290mm、高さ410mmとなる(幅は534mm)

 本体部分は薄く、サイドビューもシンプル。右側面はBDドライブとディスプレー関係のつまみやボタン、USB 2.0ポートがあるのみ。左側面には各種操作ボタンやUSB 3.0×2、メモリーカードスロット、HDMI入力端子が装備されている。

BD 3DとBDXL対応の書き込み型BDドライブを右側面に搭載、設置の際はトレイ開閉スペースを確保しよう

本体左側面。上から映像入力の切換と音量調節ボタン、ワイヤレスキーボード/マウスのコネクトボタン、メモリーカードスロット、マイク、ヘッドホン、USB 3.0×2、HDMI入力

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