イマドキ録画機能が非搭載も感度は良さそう
ドコモ「Xperia acro SO-02C」
まずXperia acroは録画機能がない。これはau版も同様。他の多くの機種は録画が可能なうえ、録画ができる機種は録画予約、番組表からの録画といった機能があるので、この面では差がつく。ただし「Gガイド番組表」というアプリのインストール用ショートカットアイコンがあり、番組表自体は見られる。
受信感度を見てみると、鎌倉ではスムーズに視聴できた○がつくチャンネルが2つ、途切れたり固まるといった動作は起きたものの視聴できた△が3つ、まったく見られなかった×が3つと、INFOBAR A01やSweety 003Pと並んで受信感度がいい機種のようだ。操作面では視聴画面で「リモコン」を表示できるのが独自機能。ただ全体的には機能はシンプルになっている。また、設定で高画質化回路であるモバイルブラビアエンジンにチェックを入れておけば、よりいい画質でのワンセグ視聴が期待できる。
独自色が少々強めのワンセグ機能
ドコモ「GALAXY S II」
今回の7機種でもっともオリジナルティの強い機能が用意されている。たとえば「チャンネルリスト」という、ワンセグを小さい画面で視聴しながら、他のチャンネルボタンを表示する機能。また「キャプチャ」では放送している番組の一場面を静止画として保存でき、そのキャプチャ画像や録画番組を「TVファイル」でまとめてチェックできる。Gガイド番組表と連携しており、録画予約/視聴予約も可能だ。
一方感度面では、アンテナ自体はもっとも伸びたにも関わらず、鎌倉では視聴できても途切れる番組が多いなど、イマイチだった。
機種による差もやはりある
ドコモ「MEDIAS WP」
MEDIAS WPも受信感度はイマイチ。ただ結果をみると、鎌倉ではドコモの端末は1チャンネルのNHK総合、7チャンネルのテレビ東京に弱く、6チャンネルのTBSと8チャンネルのフジテレビは受信しやすい傾向にあるように感じた。1機種ずつチェックしていたので、時間帯の差があるかもしれない(やや考えにくいが)。またアンテナの長さは6.7cmと、GALAXY S IIの12.2cmと比べて倍近いが、受信感度に差はなく、単純に長ければいいというものでもなさそうだ。
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