1.2GHz動作のデュアルコア+有機ELのハイエンド機
日本向けの「GALAXY S II」にはワンセグも搭載
2011年05月16日 11時45分更新
日本のみならず、北米/欧州/韓国と世界的なヒット製品になったスマートフォン「GALAXY S」。さらに性能を増した「GALAXY S II」はグローバル市場でも発売されたばかりだが、日本向けモデルは大方の予想どおり、ドコモからリリースされた。発売も6月下旬予定で、海外発売からさほどタイムラグなく日本でも登場する。
「GALAXY S II SC-02C」の特徴として挙げられるのは、まず1.2GHz動作のアプリケーションプロセッサー。ドコモ夏モデルでは唯一のデュアルコアプロセッサーを搭載するスマートフォンで、ウェブブラウジングを始め、アプリケーションの起動や動画再生などにおいて、さらにスムーズな処理が可能である。
もう1つの特徴が有機ELディスプレーの「SUPER AMOLED Plus」(GALAXY Sは「SUPER AMOLED」)採用である。画面解像度はGALAXY Sと同じ480×800ドットだが、鮮明さや見やすさの点でさらに進化している。画面サイズも4型→4.2型へと若干大型化された。なお、ディスプレー表面には耐久性の高さで知られるCorning社の「Gorilla Glass」が採用されている。
本体サイズと重量は約66×126×8.9mm(最厚部10.3mm)/約118g。画面サイズが大きくなったぶん、縦横は若干大きくなったが(GALAXY Sは約64×122×9.9mm)、逆に厚みは1mmも薄くなっている。それでいて、バッテリ容量は1650mAhと大きめなのは心強い。OSはAndroid 2.3。microUSB端子からHDMI出力を可能にするケーブルがオプションで提供される。
今回の日本向けモデルはドコモが用いる周波数への対応のほかに、ワンセグ搭載というカスタマイズがなされた。カラバリはNoble Blackの1色である。
「GALAXY S II SC-02C」の主要スペック | |
---|---|
メーカー | サムスン |
ディスプレー | 4.3型SUPER AMOLED Plus(有機EL) |
画面解像度 | 480×800ドット |
サイズ | 約66×126×8.9(最厚部:10.3)mm |
重量 | 約120g |
OS | Android 2.3 |
最大通信速度 | 14Mbps(下り)/5.7Mbps(上り) |
カメラ画素数 | リア:810万画素/イン:200万画素 |
バッテリ容量 | 1650mAh |
テザリング | ○ |
FeliCa | × |
ワンセグ | ○ |
赤外線 | × |
防水 | × |
spモード | ○ |
連続待受時間 | 約690時間 |
連続通話時間 | 約430分 |
カラバリ | Noble Black |
発売時期 | 6月下旬 |
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