スマホユーザーには正直あまり受け入れられていない
キャリアが提供するスマホ向けのサービス

夏モデルと前後して各キャリアからスマホ向けのサービス登場や強化が発表された。スマホの世界では、Google PlayやApp Storeのアプリに対し、キャリアのサービスは影が薄く、またIDなどの設定が必要でちょっと敷居が高い印象がある。そのため、あまり興味を持っていない人も多いのではないだろうか。今回はそれらのサービスから、代表的なものをピックアップして、実際に便利か、使えるかをチェックしていく。
今回のテストではキャリアが提供するサービスで、契約やID入力が必要なので、筆者が所持している端末を使った。NTTドコモの「GALAXY S II LTE SC-03D」とau「iPhone 4」「URBANO PROGRESSO」だ。後述するが執筆時点でまだ始まっていないサービスもあるため、今回はソフトバンクモバイルの端末は使っていない。
今回利用したサービスはドコモとauの計7サービス。まずはドコモから
メール翻訳コンシェル | iBodymo | メディアプレイヤー | honto | |
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サービス内容 | メールの内容を翻訳する | 生活・運動・食事のカロリー計算・記録、歩数計機能 | オーディオエフェクトを強化しラウドネスコントロールを設定追加 | bk1との統合、リアル書店と連携強化、ポイントサービス |
料金 | 無料 | 月157.5円 | 無料 | 無料 |
つづいて、au。
ビデオパス | 待ちうた | LISMO WAVE | |
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サービス内容 | 映画やアニメ、連続テレビドラマが見放題。新作1本のレンタルチケット | 呼出し時に相手に音楽を聴いてもらえる | 全国のFMラジオ52局の番組が聴ける |
料金 | 月590円 | 月105円+1曲につき月31~210円 | 無料(auスマートパス加入者はサービス追加) |
無料と月額課金制のサービスが含まれる。書籍や音楽、動画の購入時は個別の課金が発生する場合もある。また当然ながら別途パケット通信料が発生する。次ページ以降では各サービスを見てみよう。

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