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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第12回

スマホの省エネ設定でどのくらい電池の消費は変わるのか?

2011年08月29日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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au「G'zOne」の「ecoモード」は
スタンダードな機能を網羅

 auのG'zOneは設定に「ecoモード」が用意されているが、これはドコモのアプリとは別物である。ステータスバーから通知パネルを開くと、ワンタッチで機能のオン/オフを切り替えられる。設定できる内容はほかの機種と同じく、画面の明るさやバックライトの消灯時間、各種通信をオフにする、といったところ。加えて「ライブ壁紙を停止する」という独自の項目がある。G'zOneはオリジナルのライブ壁紙を用意しているので、これによりバッテリーが節約できる。

[設定]メニュー内に省エネ機能がある

ソフトバンクモバイル「007SH」の
「とにかく/おやすみ省エネ」はイルミや音まで細かくオフに

 007SHは設定に「省エネ設定」があり、その中で「とにかく省エネ」「おやすみ省エネ」の2つが便利。この省エネ設定は各キャリアの夏モデルのシャープ製スマートフォンで共通である。今回のテストでは「とにかく省エネ」を使っている。

 とにかく省エネの設定項目はとても細かい。「着信お知らせイルミ」「タッチ操作音」「画面ロックの音」など、気付きにくいところまで一括でオフにできる。ただし一括でオンにはできない。そのため一括オフにしたあと、もとに戻すにはひとつずつオンにしていく必要がある。項目が細かいだけにオンに戻すときは面倒だが、それでも省エネ設定の中に項目がまとまっているので、手間はそれほどかからない。

シャープ製Android端末で共通の省エネ機能。一括して省エネ設定に切り替えたり、夜中などに自動的に各種機能を切る機能などがある

 もうひとつの「おやすみ省エネ」は就寝中に機能をオフにする。あらかじめオフ時刻とオン時刻を設定し、たとえば22時に機能がオフになり、翌朝6時に機能がオンになる。オフになる機能は「省エネレベル」で2パターンを選ぶことができる。「レベル1」ならイルミとバックグラウンドデータをオフに。「レベル2」ならそれらに加えてデータ通信もオフにする。

省エネ設定ではイルミを切れるなど、とにかく細かな設定がいろいろある


 ここまで紹介してきた、端末ごとの個別の機能に加え、どの機種も省エネ設定には画面の明るさや通信機能をオフにする項目も用意されている。

 これら省エネ設定がどの程度効果があるのか、前回の電池消費と比較しつつ見てみよう。

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