このページの本文へ

自社のActive DirectoryでOffice 365の認証が可能に!

JBSとビットアイル、Office 365用AD連携サービス

2011年07月19日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 7月15日、日本ビジネスシステムズ(JBS)はビットアイルと協業し「ID Link for Microsoft Office 365」を開発したと発表した。

「ID Link for Microsoft Office 365」の基本パッケージ

 この6月に始まったばかりのマイクロソフトのクラウドサービス「Office 365」は、オンプレミスのActive Directoryと連動できる新しい認証の仕組みとして「Active Directory Federation Service(ADFS)2.0」を搭載する。これにより、Office 365を利用するアカウントの管理も自社のActive Directoryで可能になるが、そのためにはADFS対応サーバのユーザー側での用意が必要となる。

 ID Link for Microsoft Office 365は、このADFSに必要なサーバ群をビットアイルのデーターセンター内のクラウド環境で提供するサービス。ユーザーが自社内に設備を追加することなく、Office 365へのシングルサインオンと社内Active Directoryとのアカウント同期環境の実現が可能となる。

 ADFSをスムーズに適用できるサービスパッケージを用意しており、オンプレミス環境での導入と比べて短期間での導入が可能。用途・目的に併せて拡張構成が可能なメニューも用意しており、ニーズに沿ったシステム構成を選択できる。

 価格は、2400ユーザーの基本構成で、初期費用300万円/月額費用42万5000円。これは、1ユーザーあたりに換算すると、初期費用1250円/月額費用177円となる。

2400ユーザー未満規模(基本構成)の見積概算例

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード