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物欲AVコモノ道 第90回

カメラ機能を愉快に使う! 特選Android用カメラアプリ

2011年04月04日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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ミニチュア風の撮影もできる「Camera 360」

「Camera360」のEffectモードにある「Back to 1839」を使ったところ。褪せた雰囲気のモノクロ写真が撮れる

「Camera360」のEffectモードにある「Back to 1839」を使ったところ。褪せた雰囲気のモノクロ写真が撮れる

Sceneryモードでは、画家が描いている風のキャンパスの中に写真を収められる

Sceneryモードでは、画家が描いている風のキャンパスの中に写真を収められる

 FXCameraと同じく、「Camera360」(無料)も多彩な機能を持つカメラアプリだ。「Effect」や「Scenery」、「Funny」、「Tilt-shift」、「Color Shift」、「Normal」と6つのモードがあり、さらにEffectやFunnyには豊富なオプションが用意されている。

 たとえばEffectなら、白黒やレトロ風、ロシア製のコンパクトカメラである「LOMO風」、あるいはHDR撮影など、豊富なオプションを選ぶことができる。

 モードのひとつとして用意されているTilt-shiftは、ミニチュア風の写真を撮るティルトシフト撮影を行なうための機能だ。Camera 360のTilt-shiftモードでは、ティルトシフトの方向を垂直と水平から選べるほか、ピントが合う範囲も調整できる。ピントが合っていない領域のぼかし量を調整できるほか、よりミニチュアっぽい色合いにする色彩強調も設定できるなど、設定項目は多い。

簡易手ブレ防止撮影機能も搭載されており、ブレの検知感度や揺らさない時間を指定することが可能。ただ手持ちでは、なかなかシャッターが切れない

簡易手ブレ防止撮影機能も搭載されており、ブレの検知感度や揺らさない時間を指定することが可能。ただ手持ちでは、なかなかシャッターが切れない

撮影時にガイドを表示することも可能。水平を確認しながら撮影したいときにも便利

撮影時にガイドを表示することも可能。水平を確認しながら撮影したいときにも便利

 簡易的な手ブレ補正機能も用意されている。この機能を有効にしてシャッターボタンを押すと、本体のブレを検知して収まったところでシャッターが切れる。さらに、設定で手ブレを検知する際の感度と、何秒ブレが収まったらシャッターを切るかを設定できる。

 ただし、感度を「低」に設定しても、ちょっとしたブレを検知してしまうため、なかなかシャッターが切れない。手持ち撮影で実用するのはやや厳しいと感じた。

 とはいえ、たくさんの機能が詰め込まれており、それぞれのモードを試しているだけでもかなり面白い。ホワイトバランスやフォーカスモードを簡単に切り換えられたり、構図を決める際の参考になるガイドを表示できるなど、通常のカメラアプリとしても重宝する1本だ。

29種類のフィルターが使える「Camera Fun Pro」

「Camera Fun Pro」の設定画面にあるフィルターの一覧。29種類と豊富で、それぞれのフィルターを試すだけでも楽しい

「Camera Fun Pro」の設定画面にあるフィルターの一覧。29種類と豊富で、それぞれのフィルターを試すだけでも楽しい

 「Camera Fun Pro」(82円)は、豊富なフィルターを使って写真を撮影できるカメラアプリだ。フィルターは29種類用意されており、画面上の「<」と「>」ボタンを使ってリアルタイムに切り換えられる。

 フィルターの効果はリアルタイムに描画されるため、どういった仕上がりになるのかが撮影前に分かるのも嬉しいポイントだろう。

 フィルターはモノクロの「Black&White」や、懐かしい雰囲気の「Sepia」、キャンバス地に印刷したような「Canvas」、暗視スコープ調の「Night Vision」など、とにかく多彩。さらに「Sketch」や「Water Color」、「Emboss」など、Photoshopのフィルター機能のようなものも多い。

 決して機能が豊富に用意されているというわけではないが、フィルターを切り換えて写真を撮っているだけでも意外と楽しい。写真の色味にこだわりたいのであれば、使ってみてもいいだろう。

青写真風に撮れる「Blueprint」フィルターを使っているところ。プレビューにもフィルターが適用されている

青写真風に撮れる「Blueprint」フィルターを使っているところ。プレビューにもフィルターが適用されている

こちらは「Canvas」フィルターを使って撮影したところ。プレビュー画面で保存するかどうかを決められるほか、インテントで別のアプリに転送することもできる

こちらは「Canvas」フィルターを使って撮影したところ。プレビュー画面で保存するかどうかを決められるほか、インテントで別のアプリに転送することもできる

分かりづらいかもしれないが、画素がアルファベットで表現される「Alphabet」

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