圧倒的なテレビ録画機能と
3Dの高画質が魅力「CELL REGZA 55X2」
では、CELL REGZA 55X2についての独自機能やその高画質の実力を見ていこう。本機は昨年も大きな話題となった全チャンネル録画テレビ「CELL REGZA」の2号機で、先代の強力なテレビ録画機能や高画質機能をさらに改良して継承し、3Dにも対応したモデルだ。
外観は前機種から一新。「メタルスキンデザイン」は、金属的な質感を主張するソリッドなデザインで、画面周囲のフレーム部が細くなっていることもあり、より洗練された外観に仕上がっている。また、直下型LEDバックライト採用ながらも、薄型のスリムなボディになっているなど、見た目の印象はまったく異なる。
逆に、前機種とほぼ同様のデザインなのが、外付けチューナー部の「CELLボックスユニット」。ただし、前面がクリアパネル仕上げとなっているなど、見た目の印象が多少異なる。
CELL REGZA 55X2も、地デジチューナー11個、BS/110度CSチューナーを2個内蔵し、地デジを8チャンネル同時におよそ丸1日分(約25時間)録画できる。見逃してしまった話題のニュースも過去に遡って見ることができるなど、テレビ好きにはたまらない機能と言える。なお、録画モードは放送そのままのDRモードのみとなる。
そして、圧巻なのが地デジの8番組同時表示。こうした機能は、コストアップの要因になるため、一般に普及するものではないが、決してマニアックではない。テレビ好きにとってはいつかは手にしたい機能と言えるだろう。
この8チャンネル同時録画機能「タイムシフトマシン2」もいくつかの改良が加わっている。ひとつは録画するチャンネルや時間帯の設定(選択)ができるようになったこと。
たとえば主要な連続ドラマが放送されるプライムタイムだけ、もしくは好きなドラマが多い放送局だけ、という感じで録画する番組を絞れば、それだけ録り貯められる時間を長くできる。うまく設定すれば1週間分の番組を蓄積することもできるだろう。
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