QWERTYキーボード付きのN-08Bが世に出たとき、過去の名作「モバイルギア」にスタイルが似ていることもあって、多くの人は「PCと比較してどうなのか?」「スマートフォン的に使えるのか?」といった感じで興味を持ったと思う。しかしN-08Bはあくまでケータイである。ならばケータイとして使い勝手はどうなのか、今回はそんな観点からN-08Bを見てみた。意外なことに気づくかもしれない。
テンキー型ケータイとの違いは?
N-08Bが普通のケータイとどの程度違うのか、機能面で比較してみると、以下のようになる。
通話 | △ |
---|---|
iモードブラウザ | ○ |
iモードメール | ○ |
iアプリ | ○ |
テンキー | △(フルキー) |
フルブラウザ | ○ |
GPS | × |
おサイフケータイ | × |
ワンセグ | ○ |
メモ機能 | ○ |
カメラ | ○(インカメラのみ) |
赤外線 | ○ |
Bluetooth | ○ |
外部メモリ | ○ |
音楽再生 | ○ |
動画再生 | ○ |
ラジオ | × |
タッチパネル | × |
ボイスレコーダー | ○ |
電卓 | ○ |
カレンダー | ○ |
国際ローミング | ○(3Gのみ) |
健康系機能 | × |
無線LAN機能 | ○(アクセスポイントモード対応) |
最近のケータイには必須のおサイフケータイとGPSが無いのは痛い。もっとも普段から服のポケットに入れておくことはさすがに困難なので、おサイフケータイとして使うのはそもそも難しいだろう。ただ、SuicaやPASMOのカードをカバンに入れて、改札をタッチする人も見掛けるので、大きくても有ればよかったのに! という人もいるかもしれないが。GPSはソーシャル系のサービスを使うことを考えるとやや残念だが、オープンiエリアである程度は代用が可能だ。
意外なのはiモードアプリが普通に使える点。もちろん縦画面のアプリは画面中央に表示される形になるのだが、それでも使えないよりはいい。また機種変更でも、アプリやブックマークをバックアップを使って移行できるのもうれしい。それでは機能を細かく見てみよう。
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