アフガンで誘拐されたジャーナリスト、ツイッターで生存報告(3日)
アフガニスタン取材中に行方不明となり、反政府武装勢力タリバンに監禁されているとされていたフリージャーナリスト常岡浩介さん(@shamilsh)が3日、自らのツイッターアカウントで「まだ生きているが、拘束されている」と明かした。
常岡氏はその後「拘束した武装勢力はタリバンではなくワリーという現地の腐敗した軍閥集団であり、タリバンになりすまして日本政府をゆすっていた」とツイッターでコメント。
アフガン当局がタリバンと断定していることから日本メディアもそのまま報道した件についても、政府中枢の人間が今回の誘拐に係わり日本政府をゆすったことから事実を発表するはずはないと説明している。
ユーザーからは、「コレはニュースだ」「拘束されているとされる常岡浩介さんがつぶやきを再開。本物かどうか、慎重な議論も。要注目。本人のご無事を願う」「ずっとTwitterで安否を心配していたジャーナリスト仲間とのやりとり観てたら涙出てきた。本当に無事に戻れてよかった」と慎重ながらも喜びの声があがった。
一方、事実関係を伝えないまま「彼が生存していること」「死を覚悟していたこと」だけを報道してきたメディアへの批判も集まっていた。
「常岡さんは日本の大地を踏む前に大切な情報を発信した」「ジャーナリストが直接情報発信できる道具て、情報を修正したり誤報を防げる可能性があるよね」と、ジャーナリストがツイッターでの生の報道ができることの素晴らしさを訴える声が多く上がった。
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