ネパール料理店、ツイッターで大繁盛(9日)
9日、ネパール料理レストラン店長のツイートが弱気すぎると人気になり、多くの「お店に行ってあげて」という声に突然の大繁盛となった。
「おはようごさいます いま ちらし くばり やってますので きたいしています」
「おきやき(お客)さん こない ちらし もないよ 500まい つくったけど おわりました」
「ごめんなさい きようも おきやきさん きませんでした やられたね」
おぼつかない日本語で「客が来ない」と嘆いているのは、ネパール料理レストラン「だいすき日本」店長のビカスさん(@daisuki_vikas)。ツイートを読んだ人からは「泣けてくる」「きゅんとした」「近くの人はお店に行ってあげて」「ここでオフ会やろう」と声援を送った。
翌日からは多くの客が集まり、お店に足を運んだ人からも「普通においしい」「まじで美味しかった。笑顔がステキでものすごくいい人過ぎて、泣けた」「ネパールカレーでこの価格設定は安いので可視化されれば普通に流行るだろう」と好評だった。
だが、あまりにも突然の来客ラッシュに、店長からは「店じゃなくビカスがつぶれる」という悲鳴が。全国からツイッター客が押し寄せたことのプレッシャーに、「ちょっと つかれたから もしできれば 16 にち やすみたい」とコメントして、16日はお店を臨時休業していた。
ネットの自殺予告はSOSのサイン(9日)
9日早朝、宮城県仙台市の男性(24歳)が動画サイト・Ustreamで、自室での自殺を公開。ツイッターをはじめ、インターネットメディアが騒然となった。
男性は4日、2ちゃんねるに「来週自殺します」というスレッドを立て、自殺を予告。動画視聴者の制止に一度は中止したものの、自殺を「釣り」(冗談)と受けとったユーザーから「早く実行しろ」というコメントがつくうち、自殺に至ったという。
ツイッターで事件を知った人は「自殺USTとかシャレにならない」「(生中継の)使い方を間違いすぎ」「誰も真似しないで欲しい」など、恐ろしい事件の再発を防ぎたいというコメントが多数を占めていた。
また、「命を失ってまで、見せたかったことや伝えたかったことがあるのか」「助けてくれという叫び声を言葉じゃなくて身体すべてで表現しているんじゃないのか」「本当に死にたくはなかったはず。SOSのサインでは」という声もあがっていた。

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