行っとけ！　Ubuntu道場！ 第23回

～師範！ テキストエディタって一体なんですかい～

そもそも、テキストエディタってなんですか？

小林：ということでテキストエディタについてなんですが……。

やまね：いろいろ説明しないといけないよね。

ミズノ：普通の人はテキストエディタ使わない気がしますね。

あわしろいくや：テキストエディタ使ってません。よって自分は普通の一般人！

hito：いやそこ。「普通の人がテキストエディタを使わない」ことと、「テキストエディタを使わない人は普通の人である」ことはイコールではありません！

村田：ていうか、普通の一般人って何なので味噌……。

編集S：そこまで普通の人にあこがれてるんですね……。

あわしろいくや：あ、あーれー!?

瀬尾浩史：そもそも普通の人はテキストエディタ使う使わないの前に、何なのか知らないペン。そこからだと思うのペン。

小林：テキストエディタというのは、「OpenOffice.org（OOo） Writer」のようなワープロソフトから、「文字飾りを設定したり、文字をレイアウトしたり、スタイル設定をしたり、といった機能を取り除いて、テキストの入力に特化したもの」ですね。

やまね：つまりWindowsでいう「メモ帳」。

編集S：「テキストを入力して、保存する」ことに特化したソフトウェアってことで。出版業界ではよく使われてますよー。ライターさんが文章書くときにも使いますし、編集が文章直すときにも使います。

瀬尾浩史：漫画家がプロット起こすときにも使うペン。

hito：一般論としては、「一から文章を起こすとき」に使うケースが多いんですかね。もちろん会社とかだとレイアウトも同時に組めるワープロソフトの方が便利なんですが、「文章の内容が命！」みたいな作業のときはテキストエディタの方が便利なはずです。

ミズノ：余計な機能が付いてない分、軽くて快適ですね。

瀬尾浩史：この道場もテキストエディタでまとめてるペン？

hito：そんな感じペン。収録されたログをエディタで開いてねつぞ……じゃなかった、整理してます。

編集S：編集作業とか、ワープロでやっても仕方ないからですねー。DTPでレイアウトするので、ワープロでレイアウト切っても無意味ですよね。文字数を数えたり、文章を整えるのはテキストエディタです。

小林：「OOo Writer」でもテキストは直せますし、今どきのPCであれば処理能力も問題はなさそうな気がしますが、それでも敢えてテキストエディタ、という方も多いですね。

あわしろいくや：なんででしょう……。

ミズノ：「OOo Writer」はあくまでワードプロセッサで、プレーンなテキストをいじるには向いていないと思います。その分テキスト入力に集中したいので。

編集S：正直なところ、うぶまがの8割は「Leafpad」と「OOo Writer」でできています。

あわしろいくや：「OOo Writer」も使ってるじゃないですか！

編集S：Leafpadの方がメインです。

あわしろいくや：がーん（OpenOffice.org日本ユーザー会の中の人）。

やまね：……んー。エディタっていう時点で普通の人は使わない印象があるなあ。もうちょっとテキストエディタの良さを語っておかないと、これ読んでも使ってもらえない気がする。

hito：するどい。

やまね：あと、一般の人はケータイでメール打つぐらいしか文章を書かないんじゃないかな（偏見）。

hito：文章入力するならテキストエディタがいいよー、って主張しても、「文章書かないもん」って言われるわけですね。

あわしろいくや：ブログ書いたりしないんでしょうか……。

ミズノ：ブラウザの入力欄に直接入力してるんじゃないでしょうか。

小林：それは、いちどテキストエディタ上でまとめてからの方が楽な気がしますね。

編集S：さて、サッカーも佳境に入りつつありますが、そろそろ次ページ。

村田：とりあえず炊飯器のスイッチ入れてくるで味噌。そしたらハーフタイムに飯喰えるで味噌。……米炊こうとしたら、お釜洗ってなかったで味噌。パスタに変更するで味噌……。

hito：季節的に、それ釜に緑とか赤のなにかが生成されませんか。マリオとルイージとかではないものが。

やまね：は、錬成。代償として健康を支払ったりしている味噌。

あわしろいくや：それは他社のダッ！

編集S：ツッコミ、ご苦労。

(次ページへ続く)