行っとけ！　Ubuntu道場！ 第22回

～神よ！　良きメーラー、Sylpheedについて教えてください！～

なぜメーラーを作ったんですか、神よ？

hito：その他、Sylpheed関連の話題を続けて頂ければ。なんの脈絡もなく薄い本とか、幻想郷の弾幕とか、Sylpheedのネーミングの由来になった3Dシューティングについて語り始めても可です。収録されるかどうかは別の問題として。

あわしろいくや：ダメー。神を解き放つのダメー。

ミズノ：ストレージゴッドいくやさんが必死で首を振っています。縦に。

瀬尾浩史：それ頷いてるペン!?

あわしろいくや：捏造するのだーめー。

神：語っていいですか？

編集S：えーと、当方の連載は「Ubuntu道場」という名前であり、東方の連載ではないのですみませんが……。

ミズノ：そういえば、Emacsから使える「libsylph」ベースのメーラ超希望。

神：ああ、誰か作ってくれないかなーと（ぉ＞Emacs版

hito：それEmacsじゃなく、CLIベースでいいんでは……。

編集S：「libsylph」ってなんじゃい。

hito：えーと「libsylph」ってのは、Sylpheedのコア部分をライブラリにしたものです。GUI以外のSylpheedの機能がまとまってますです。

ミズノ：「libsylph」を使うと、Sylpheedと同じ機能を持ったアプリが現実的な作業量で作れます。Cから呼び出す形になるので、Emacsから呼び出そうとするとラッパを準備して―とかそんな感じになりますね。

あわしろいくや：でも、メーラーはいちから作ると超大変ですからなぁ。

編集S：メーラー作るのって大変なんですか？

hito：超、ものすごく色々大変。

ミズノ：文字コード関連やらMIMEやら、スレッドの自動識別ができるようにしたり、大量のメールを受け取ってもクラッシュしないようにしたりと、いろいろ面倒な作業が山積みです。

小林：そこで「libsylph」を使うとラクができる、と。

編集S：へえ。そんなに大変なのに、なんでメーラー作り始めたんですか神？

神：最初は「Mew」を使ってて、途中で「Wanderlust」に乗り換えたんですが、速度的に不満だったのがSylpheedを作り始めたきっかけです。あと、Linuxに誰でも簡単に使えるメーラーが欲しかったのも理由ですね。

瀬尾浩史：偉大だペン……。

ミズノ：あと、3.0から採用された「Sylpheedプラグイン」はおもしろそうですよね。プログラミングの入門にもよさそうです。ということで、BulletMLを解析できる機能をプラグインで（誰得

hito：あとSylpheed、検索フォルダがふつーのGUIメーラーを使ってる人には斬新かもしれません。一度検索条件を与えてフォルダを作ると、以降その仮想フォルダに「検索条件にマッチするメール」が保存されてます。

編集S：お、それは「○○さんとやりとりしたメール」とか、そんな感じのものが作れる？

あわしろいくや：作れますな。うまく設定すると快適です。

ミズノ：MewとかWanderlustでも作れるんですが、Emacsベースだと敷居が高いって言われるんですよね。なぜだ！　なぜEmacsは受け入れられんのだ！

編集S：いや。言うまでもないかと。……というあたりでお時間が。

瀬尾浩史：次回はどうするペン？

hito：@ubuntumag へのリクエストから、ターミナルとかエディタとか、ちょっとだけ濃い方向もやろうかなぁと思う今日この頃。リクエストが多かったアンチウイルスネタは第４回とかでやっちゃってましたし。

瀬尾浩史：「@ubuntumag 宛に何かつぶやくと採用されるおそれがあります」キャンペーンは継続中ペン！

編集S：素直にネタがないんだよなあ…。

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