ガラケーはやっぱりスゴイ！ ケータイの機能をとことん調べてみた 第20回

メモ魔御用達のケータイはこれだ！

単純なメモ機能だけというのはほとんど無い
多機能なメモに進化している！

　比較表を見てみると、メモと一口にいってもToDoなど複数の機能を別に搭載しているケータイが多い。今回はテキストのメモに限定したが音声を録音できるボイスメモもあったので、さらに機能は増える。表のToDoはタスクリストや予定リストも含んでいる。予定表との連携にはコピペによる入力は含まない。予定表かメモ機能のメニューから連携していれば○とした。「待受画面に貼る」はショートカットキーも含んでいる。表を見ると841P以外は多機能なメモがあるといった結果だが、端末ごとにさらに詳しく見てみよう。

	主なメモ機能	ToDo機能	予定表との連携	待受画面に貼る
ドコモ「F-01B」	テキストメモのみ	×	○	○
ドコモ「L-01B」	テキストメモ、ToDoリスト、記念日マネージャー	○	○	△（タッチボード）
ドコモ「N-01B」	テキストメモ、ToDoリスト	○	○	○
au「CA003」	メモ帳、タスクリスト	○	○	○
au「iida lotta」	メモ帳、ペタメモ、タスクリスト、グラフィックメモ	○	○	○
ソフトバンク「940SH」	メモ帳、ちょこっとメモ、マネー積算メモ、予定リスト、メモウィジェット	○	○	○
ソフトバンク「841P」	メモ帳のみ	×	×	×

単体のメモもToDo的に使える
NTTドコモ「F-01B」

　PRIMEシリーズで「ハイスペック＋防水」のF-01Bだが、意外とメモ機能はシンプル。テキストメモのみで、他の端末にはあるToDo系の機能はない。ただこのテキストメモ、期限は設定できるし、アイコンもつき、ToDoとして使うのにまったく支障はない。表では×としたが、実際の使い方としては十分だろう。

　また後述するL-01BやN-01Bもそうだが、これらのドコモ端末ではテキストメモをお預かりセンターに保存できるので、重要なメモはバックアップをとっておける。またメモからメールを作成したり、スケジュール帳の詳細欄へメモを登録する機能もある。

多機能なF-01Bだが、メモ機能は基本的なテキストメモのみ。ただし期間の設定が可能なので、ToDoリスト的に使える

タッチボードにメモ表示する
NTTドコモ「L-01B」

　L-01Bはテンキーの上にあるタッチボードが特徴的な端末だ。テキストメモの一覧画面で、メモを選んでメニューを開くと、タッチボードに表示する設定ができる。タッチボードに表示したメモは、待受画面でカーソルキーの上を押すと、タッチボード上のキャラクターのフキダシコメントとして表示もできる。

　さらにユニークなものとして、記念日マネージャーの日付カウンターという機能で、あらかじめイベントを設定しておけば、あと何日か確認ができる。普段ケータイの予定表を使っていない人でも、この機能なら誕生日や結婚記念日のメモをした感覚で使えるだろう。

タッチボードが特徴の「L-01B」。ここにメモの内容を表示させられる

メモ機能自体は基本的な内容だが、記念日マネージャーのメモで日時を設定しておくとカウントダウンしてくれる

メモを保存してスケジュールへ！
NTTドコモ「N-01B」

　ベーシックなテキストメモとToDoリストを搭載している。他の機能との連携がスムーズなところが便利で、たとえばテキストメモなら、メモを入力後「機能」を選択すると、それをメールやスケジュールの本文にできるほか、デスクトップにも貼り付けることも可能だ。さらにお預かりセンターへの保管、microSDへのコピーに対応しているなどわかりやすい。ToDoリストも同様の機能を持ち、内蔵カレンダー機能からもToDoを作成できる。

N-01Bのメモ機能もやはり基本を押さえたもの。ただしメールやスケジュールとして使ったり、メモリカードに書き出すことも可能