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もしかしたら、仕事に必須のツールになる!?

タダ!そして高機能な文書共有サービス「libura」

2010年03月08日 09時00分更新

文● 吉川大郎/TECH.ASCII.jp

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グループウェアdesknet'sなどを開発するネオジャパンが、ビジネスコンシューマー向けの新サービス「libura」(ライブラ)のβ提供を開始した。liburaはドキュメントをアップロードするスペース。ドキュメントは、デフォルトでは自分しか見られないよう非公開になっているが、任意のユーザーやグループ(ユーザーが作成/管理可能)と共有できるほか、一般公開も可能だ。

libura

liburaのメイン画面。左ペインにはカテゴリーが、中央には最新と人気ランキングのドキュメントが並ぶ。マウスオーバーすると、そのドキュメントのステータスがポップアップされる

 libura(http://libura.com/)は、desknet'sをはじめとしたネオジャパンの顧客に対し、ビジネスドキュメントをもっと気軽に共有してもらえるように、という思いから始まったものだ。とはいえ、ユーザーはネオジャパンの顧客には限定せず、誰もが使えるようになっている。アップロードにはliburaへの会員登録が必要だが、閲覧は登録の必要はない。現在は、利用料金も不要だ。ただし、クライアントをSilverlightで構築しているため、Webブラウザでの閲覧については、Silverlightが必要となる。

 liburaで取り扱えるファイルの種類は、Microsoft Word、Excel、PowerPoint(Open XML/非Open XML両方に対応)のほか、PDF、EPS、イメージファイル、テキストとなっている。これらのファイルを、現サービスでは1ユーザーあたり1GBまでアップロードが可能。1ファイルの最大容量は100MBまでだ。

 また、liburaでは複数のファイルを“1ドキュメント”として取り扱える。たとえば、本文はWordで作り、添付資料として表をExcelで作っていた場合、まとめて1ドキュメントとして“くくる”事ができるわけだ。この場合の容量は、1ドキュメントの最大容量が1GBまでで、含まれるファイル数は500個、ページ数は500ページまでとなる。

Web上でドキュメントをガンガン閲覧できる
書き込みも可! liburaのドキュメントビューアー

 ドキュメントの共有サービスは数多あるが、liburaの特徴はクライアントが軽くて多機能である点と、ドキュメントの任意の場所に、吹き出しを使ったコメントが入れられる点だ。ビューアーが多機能というのは、たとえば閲覧の自由度が高い点が挙げられる。ページ毎にめくって閲覧できる形式のほか、2ページを1画面に収めて本のように閲覧したり、全体を一覧したりなど、4種類の閲覧方法を選択可能だ。

liburaの閲覧方式。左はデフォルト設定の「Slide」。1ページ毎にめくっていく形式だ。右は全体のサムネイルを表示する「Grid」表示

 さらに、検索や拡大縮小機能も使いやすい。

検索

ドキュメント内の検索機能も充実。検索結果から、該当ページにジャンプできる。ローカルPCのスペックが低い場合は、liburaで検索をしたほうが効率がいいのではないか? と思ってしまう

拡大縮小ルーペ

ドキュメントの拡大/縮小も当然ながら、ルーペ機能も実装している

次ページ「社外のスタッフとコラボレーション 吹き出しを付けて意見を交換できる」に続く

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